2023年4月1日より
~熱海市の6文化施設の包括的指定管理を共同事業体として実施~
株式会社ジェイアール東日本企画(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:赤石 良治、以下、jeki)および特定非営利活動法人あたみオアシス21(静岡県熱海市、理事:中島美江、以下オアシス21)からなる共同事業体「熱海市文化施設運営委員会」は、熱海市から熱海市文化施設指定管理者の指定の決定を受け、2023年4月1日(土)より各文化施設の特性を生かした運営管理を行い、熱海市の重要な歴史・文化の振興を図りながら、これらの施設を基軸とした地域観光活性化に資する様々な事業の実施を行う。
熱海市池田満寿夫記念館
■経緯
熱海市文化施設のうち、起雲閣については、これまでオアシス21が指定管理事業者として運営管理を行っていましたが、2023年3月31日をもって現在の指定期間が満了を迎えることとなった。
これを機に熱海市では、施設の特性を活かした効果的な管理運営を目的として、起雲閣を含め、これまで市直営で運営していた5つの文化施設を合わせた合計6施設を対象に、2023年4月1日から5年間の包括的な指定管理事業を公募していたが、JR東日本グループの一員として地域創生事業の実績とノウハウをもつjekiが代表事業者となり、熱海市を拠点として活動し、これまで起雲閣の運営実績をもつオアシス21の2事業者による共同事業体として、応募し、指定管理者として指定の決定を受けた。
■今後の事業
今後、熱海市およびJR東日本グループや地域・関係事業者との連携を図り、各施設の文化振興となる施設を利用した商品開発やプロモーションの展開、キャッシュレスサービスの導入など利用者の利便性向上、事業者のノウハウや発想を生かした自主事業などを行うことで、熱海市の文化を守り、育てることで、地域活性化の役割を担っていく。
■指定管理期間
2023年4月1日~2028年3月31日
■対象文化施設
1.熱海市澤田政廣記念美術館
所在地:静岡県熱海市梅園町9番46号
熱海市立澤田政廣記念美術館
概 要:熱海市名誉市民で文化勲章受章彫刻家である澤田政廣(さわだせいこう 1894~1988)の彫刻絵画、コレクションなどを展示している美術館です。
館内では多くの彫刻作品が展示ケースに入れられることなく展示されており、代表的な木彫作品に見るノミの跡からは、澤田氏の息づかいまでが伝わってくるかのようです。美術館は四季折々の自然が楽しめる熱海梅園に隣接して建っています。
2.熱海市起雲閣
所在地:静岡県熱海市昭和町4番2号
熱海市起雲閣
概 要:1919年(大正8年)に別荘として築かれ、現在は非公開の岩崎別荘、今はなき住友別荘とならび、「熱海の三大別荘」と賞賛された名邸が基となっています。
1947年(昭和22年)には、旅館として生まれ変わり、太宰治・山本有三などの多くの文豪たちにも愛されていました。
市街地とは思えない緑豊かな庭園。日本家屋の美しさをとどめる本館と離れ。日本、中国、欧州などの建築様式と装飾を融合させた独特の雰囲気を持つ洋館などが見どころです。
3.熱海市立伊豆山郷土資料館
所在地:静岡県熱海市伊豆山708番2号 伊豆山神社境内
熱海市立伊豆山郷土資料館
概 要:伊豆山神社の宝物を中心に伊豆山地区に伝わる郷土資料などを展示しています。特に、県指定文化財の「走湯権現立像」や「宝冠阿弥陀如来像」など、 往時の信仰を考えるうえで貴重な資料を展示しています。
4.熱海市凌寒荘
所在地:静岡県熱海市西山町12番18号
概 要:国文学者で特に「万葉集」の研究者として優れた業績を残した佐佐木信綱の旧宅です。
信綱は病後の静養の地として、1944年(昭和19年)年に温暖な熱海に居を構え晩年を過ごしました。
建物の内部には入れませんが、庭園には「万葉集」に歌われた草木が数多く植えられ、信綱の詠んだ歌の説明板が配置されています。
5.熱海市池田満寿夫・佐藤陽子 創作の家
熱海市池田満寿夫・佐藤陽子創作の家
所在地:静岡県熱海市海光町10番24号
概 要:池田満寿夫氏がパートナーの佐藤陽子氏とともに暮らした住居兼アトリエが基になっています。
館内には、池田氏の版画や油絵、陶などの芸術作品を始め、佐藤氏が演奏活動で使用したドレスや楽譜、そして、池田氏が芥川賞を受賞した小説「エーゲ海に捧ぐ」の直筆原稿なども展示されています。
6.熱海市池田満寿夫記念館
所在地:静岡県熱海市下多賀1130番1号
イメージ「池田満寿夫画伯と子供たち」世界デザイン博覧会記念児童画コンテストポスター撮影のため熱海市「満陽工房」にて・・・企画・撮影 鎹八咫烏
池田満寿夫画伯とコンテスト企画打ち合わせの様子
概 要:油絵、版画、小説、映画、陶芸、書など芸術のあらゆる分野で活躍したマルチアーティストの池田満寿夫氏の記念館です。(記念館外観は、トップの写真)
1982年(昭和57年)12月、熱海に移り住んだ池田氏は、1986年(昭和61年)1 2月、新たに取り組み始めた作陶の場として下多賀に工房を構え、満寿夫の「満」と陽子の「陽」をとって『満陽工房』と名付けました。
その後、【優れた芸術は私有するものではなく多くの人たちと共有するもの】という持論から作品展示場を増築しました。
池田氏の作品を鑑賞する記念館として開館しているのは、この作品展示場部分で、版画、書、陶、ブロンズなどを常時展示しています。
池田満寿夫画伯の想い出
熱海市のご自宅に併設したアトリエにて
アトリエでリラックスする池田満寿夫画伯(背景:制作中の版画「天女乱舞」) ©鎹八咫烏
新幹線が熱海に近づく「今日は富士山が格別美しくご覧になれます。」ーーーーー
珍しい車内アナウンス。車窓から見える富士山は、確かに美しく凛とし、誇らしげな雄姿である。
池田満寿夫氏を熱海のアトリエに訪れた某日。この日は、大気は澱むことなく輝き、空は抜けるように高く、海はあくまで青く澄んでいた、今日のこの青い海なら、ニコスの死を静かに包むように見ていた、あのエーゲ海に負けないかもしれない。
版画家、画家、小説家、芥川賞作家、映画監督、脚本家、写楽研究家、エッセイスト、そして陶芸家・・・
池田氏にはどの肩書も正しく、どれも相応しくない。
あらゆる芸術家というカテゴリーを破り続けている池田満寿夫氏を尋ねました。
鎹八咫烏 記
伊勢「斎宮」明和町観光大使
石川県 いしかわ観光特使
協力(敬称略)
紅山子(こうざんし)
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アーカイブ リンク記事をご覧ください。
熱海カフェ コエダハウス
本日のテーマ…カフェ『COEDA HOUSE』で朝食を!などと耳障りのいいフレーズを聴くと♪……続いて想い出すのは丁度60年前の話……
「真珠のネックレスをつけて、黒いドレスを着た女性がショーウインドウを眺めながら飲み物と食べ物を交互に口に運んでいる姿が、小生には鮮やかに見えてくるんだ……と、その彼女が立ち去ろうとする瞬間、ムーンリバーのメロディが流れてきたんだよね…男はジョージ・ぺパード、女は誰だったかな~?
そうだ!想い出した、オードリー・ヘップバーンだ‼そうそう’’ティファニーで朝食を’’だった。そして…流れてきたあの "ムーンリバー" 1961年10月のあの日・・・」
ZIPANG-5 TOKIO 2020 カフェ『COEDA HOUSE』で朝食を!〜1日1組限定で20万坪を貸切り宿泊プラン予約開始 ~
https://tokyo2020-5.themedia.jp/posts/16407593
オードリー・ヘプバーン
「麗しのサブリナ」「パリの恋人」「ティファニーで朝食を」「マイ・フェア・レディ」ジェームスボンド007シリーズ初期の監督テレンス・ヤングと組んだサスペンス映画「暗くなるまで待て」......。
女優としてはもちろんのことくるぶし丈のサブリナパンツやフラットシューズ、シンプルなブラックドレスなど、オードリーは新しい時代をリードするファッション・アイコンとなり、誰もが彼女の魅力に夢中になりました。
ZIPANG-5 TOKIO 2020 ~昭和を彩る~ オードリー・ヘプバーン 写真展「オードリー・スタイル 飾らない生き方」が日本橋三越本店で開催!
ttps://tokyo2020-5.themedia.jp/posts/14482132
※現在、2000件余の記事掲載、下記のサイトからご覧ください。
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ZIPANG-7 TOKIO 2020 (VOL-7)
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ZIPANG-6 TOKIO 2020 (VOL-6)
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ZIPANG-5 TOKIO 2020 (VOL-5)
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ZIPANG-4 TOKIO 2020 (VOL-4)
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ZIPANG-3 TOKIO 2020 (VOL-3)
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