古くより水を司る神を祀り、また縁結びの神社としても知られる貴船神社(京都市左京区)は、2023年5月3日(水)から5月5日(金)まで、新緑ライトアップを実施。
貴船神社 本宮参道
貴船神社 本宮御神木
貴船神社 本宮参道
京都の奥座敷、貴船にある貴船神社(京都市左京区)は、古くより新緑の名所と謳われ、境内一体が約三千本の青もみじで覆われます。貴船は「氣が生じる根源」が語源とされ、古来、気生根(きふね)とも称される、清らかな水と森に囲まれた場所。例年、4月中頃から5月中頃に、生命力溢れる新緑が見どころを迎えます。また、5月から「貴船の川床」が始まり、貴船一帯が多くの賑わいを見せるシーズンになります。
貴船神社 奥宮参道
貴船神社 奥宮本殿
■期間限定の新緑ライトアップ
新緑が見どころを迎えるゴールデンウィーク(5月3日から5月5日まで)には、期間限定で新緑のライトアップを行います。貴船神社本宮の参道を彩る灯籠や、龍船閣など、境内を覆う新緑が夜に浮かび上がり、幻想的な空間に包まれます。
<新緑ライトアップ概要>
開催日 :2023年5月3日(水)から5月5日(金)まで
点灯時間:日の入りから20:00まで
貴船神社 本殿 ライトアップ
貴船神社 龍船閣ライトアップ
■大地の再生による豊かな杜づくり
貴船神社は2022年より非営利団体「大地の再生 結の杜づくり」とともに、境内の整備工事を始めました。大地の再生は、分断された水脈・地脈をつなぎ直し、その土地の自然と人間の共存を目指す環境再生施工を行っています。
コンクリートで固められた木々を、水が浸透し、呼吸ができるように改善することで、木々の樹勢回復を行い、貴船神社を覆う豊かな自然を維持・保存する活動を行っています。
貴船神社 大地の再生 施工風景1
貴船神社 大地の再生 施工風景2
貴船神社 大地の再生 施工風景3
貴船神社 大地の再生 施工風景4
■貴船神社について
貴船神社は、神武天皇の母、玉依姫命が「黄船」に乗り、大阪湾から淀川・鴨川を遡り、源流である貴船川の上流に至り、この地に祠を建て水神を奉ったという創建伝説が伝えられています。
天武天皇の御代・白鳳6年(677)にはすでに御社殿が造られていたという、京都でも屈指の歴史を誇る神社です。清流・貴船川は鴨川の源流にあたり、また御所の真北に鎮座することから、京都の水源を守る神として歴代朝廷からも大切にされてきました。
奥貴船「兵衛」川床
避暑地としても人気のエリアで、貴船川沿いに川床(かわどこ)が並ぶ風景は「京の夏の風物詩」にもなっています。
編集後記
毎年この時期には貴船神社で、貴船川と生命力溢れる新緑を拝見するのが楽しみだ…土でドロドロに成りながら職人さん(?)の弛まぬ努力…伝統と歴史を感じる。まさに『ローマは一日にして成らず』
野次馬:オイオイいきなりローマかいな…ありきたりやな~⁉
🐦:ほんならオマン言うてみるがか
野次馬:よっしゃ詠ってみよやないかい『雨垂 (あまだ)れ石を穿 (うが)つ』どないや❣
🐦:なんちゃあないきに
鎹八咫烏記
伊勢「斎宮」明和町観光大使
石川県 いしかわ観光特使
協力(順不同・敬称略)
貴船神社 〒601-1112京都府京都市左京区鞍馬貴船町180
電話:0757412016
奧貴船「兵衛」
〒601-1112 京都市左京区鞍馬貴船町101番地
電話:075-741-3066
紅山子(こうざんし)
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アーカイブ リンク記事をご覧ください。
貴船神社 七夕笹飾りライトアップ 社殿
貴船神社と七夕について
もともと七夕の起源は星を水神と考えた古代の水神祭と言われています。水を司る神、高龗神(たかおかみのかみ)を祀る貴船神社では、水の恵みに感謝するとともに、短冊に込めた思いを祈願する七夕神事・貴船の水まつりを執り行って来ました。
境内一体に約30鉢の笹竹を立て、願い事が書かれた色とりどりの短冊が飾られています。同期間中は夜間ライトアップを実施し、夕闇に七夕笹飾りが照らし出されます。
七夕神事・貴船の水まつり
五節供神事のひとつ「笹の節供」として7月7日には七夕神事・貴船の水まつりを執り行いました。かつて行われていた神秘な雨乞神事に由来し、水を司る貴船の神へ日々の水の恵みに感謝するとともに、一年間の天候の順調とさらなる水の恵みを祈ります。
ZIPANG-5 TOKIO 2020 ~色とりどりの短冊に願いを~ 京都 貴船神社にて七夕笹飾り(ライトアップ)を開催中!
https://tokyo2020-5.themedia.jp/posts/20220689
佐陀神能「400年前の歴史の神話世界へ」タイムスリップ!!
佐陀神能は、約400年も続いていると言われている“神事芸能”です。
毎年9月24日、25日に行われる御座替祭(ござがえさい)という神事で奉納されており、神への祭礼の「七座」、祝言の「式三番」、神話劇の「神能」の3部からなっています。
特に「神能」は佐太神社の神官が、京より能を習い覚えて帰りその方式を取り入れ、従来の神楽を格調高いものに創り上げたと伝えられています。
神能の演目は当社の縁起を語る「大社(おおやしろ)」をはじめ十二段からなります。
笛や鼓の軽妙な音色に合わせて、あざやかな衣装を着て、舞手がゆったりと、時に大きく、切れの良い動きを見せ、観客は荘厳な神話の世界を堪能できます。
現在では神職と松江市内の有志による佐陀神能保存会によって伝承しており、9月24日、25日の佐太神社の御座替祭に舞うほか、近隣神社の秋のお祭りなどで奉納しています。
昭和51年国の重要無形民俗文化財に指定され、平成23年にユネスコの無形文化遺産登録されました。
ZIPANG-6 TOKIO 2020 「400年前の歴史の神話世界へ」タイムスリップ!!佐陀神能ユネスコ無形文化遺産登録十周年記念 10/2(日)特別公演開催
https://tokyo2020-6.themedia.jp/posts/37680126/
第一回日本和文化グランプリ 結果発表
京都 奧貴船 料理旅館 「兵衛」 川床にて(編集局イメージ)
自然と和の伝統文化を守る 京都『貴船』川床
貴船神社の神主を仰せつかっていた先代兵衛が、御参拝客に近隣の山菜や川魚を使った料理をふるまったことから始る料理旅館。
グランプリ概要
受賞結果
■■ グランプリ/Grand Prix ■■ 副賞…50万円
木桶「Wave」シリーズ(左)・「 YORISIRO」シリーズ(右)
中川木工芸比良工房
中川周士 鈴木大樹 斎藤皇輝 大原弘也 亘章吾
【 作品概要 】
中川木工芸比良工房は、自然の持つ造形美と人が作る造形美のどちらをも大切に、700年以上続く木桶の箍締め技法を用いた作品制作をしている。
感覚的な制作を感じさせつつ実際は緻密な計算と論理に裏打ちされた「Wave」シリーズは、テコの原理を使うことで上方にタガをなくし自由な波型を表現。
また「YORISIRO」シリーズは、木の自然な曲がりをそのまま表現することで割れやゆがみを起こさないように木桶として再構築し、人には作り出せない造形美をそのままに作品として成立させている。
ZIPANG-5 TOKIO 2020「第一回日本和文化グランプリ」結果発表! 主催(一社)日本和文化振興プロジェクト
https://tokyo2020-5.themedia.jp/posts/20819550
※現在、2000件余の記事掲載、下記のサイトからご覧ください。
新サイトの記事をご覧いただけます。
ZIPANG-7 TOKIO 2020 (VOL-7)
https://tokyo2020-7.themedia.jp/
最新の記事をご覧いただけます。
ZIPANG-6 TOKIO 2020 (VOL-6)
https://tokyo2020-6.themedia.jp/
最近の記事をご覧いただけます。
ZIPANG-5 TOKIO 2020 (VOL-5)
https://tokyo2020-5.themedia.jp/
250件ほどの記事をご覧いただけます。
ZIPANG-4 TOKIO 2020 (VOL-4)
https://tokyo2020-4.themedia.jp/
235件ほどの掲載記事をご覧いただけます。
ZIPANG-3 TOKIO 2020 (VOL-3)
https://tokyo2020-3.themedia.jp/
200件ほどの掲載記事をご覧いただけます。
ZIPANG-2 TOKIO 2020(VOL-2)
https://tokyo2020-2.themedia.jp/
615件ほどの掲載記事をご覧いただけます。
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