ZIPANG-7 TOKIO 2020 「東京ベイeSGプロジェクト」令和5年度先行プロジェクトに参画~風力と水素を活用したゼロエミッション事業「ウインドハンタープロジェクト」が採択~


株式会社商船三井(社長:橋本剛、本社:東京都港区、以下「当社」)が推進する、風力と水素を活用したゼロエミッション事業「ウインドハンタープロジェクト」(註1)が、東京都の「東京ベイeSGプロジェクト」令和5年度先行プロジェクト(註2)のうち、最先端再生可能エネルギー分野に採択されました。


東京ベイeSGプロジェクト構想図 提供:東京都


究極のゼロエミッション船「ウインドハンター」イメージ図


東京都はベイエリアを舞台に50年・100年先を見据えて、「自然」と「便利」が融合する持続可能な都市構想を進めています。本事業は、その構想実現に向け、中央防波堤エリアの“陸海空”の広大なフィールドを活用して様々な最先端テクノロジーの社会実装を図り、再生可能エネルギーのイノベーションを生み出す取り組みです。


当社は、本事業において、これまでウインドハンターで培った技術を用いて、東京湾や周辺海域で実験船を使って、パートナーと共に(註3)再生可能エネルギーである風を使い船上でのグリーン水素生産、水素キャリアとしての船上貯蔵、同キャリアを東京都中央防波堤エリアへの運搬、水素の陸上供給等、水素の利活用を進めます。


当社は、「商船三井グループ 環境ビジョン2.2」



https://www.mol.co.jp/sustainability/environment/vision/pdf/vision22/mol_group_environmental_vision_2.2.pdf 

に則り2050年までのネットゼロ・エミッション実現を目標に掲げ、持続可能な世界をつくるために、再生可能エネルギー事業やクリーンエネルギーのサプライチェーン構築を推進し、自社のみならず社会からのGHG排出削減にも貢献していきます。

(註1) 「ウインドハンタープロジェクト」の詳細については以下をご参照ください。


WIND HUNTER「風と水素で、未来をつくれ。」



もしもまったく燃料補給をすることなく、世界中に貨物を運ぶ船ができたら。温室効果ガスを削減し、究極のゼロエミッションが実現できたら。それが、商船三井グループの取り組む「Wind Hunter」プロジェクト。夢のような話だが、決して不可能ではない。海の上には風という無尽蔵のエネルギーがあるからだ。




Wind Hunterの原理はこうだ。強風時には、帆で風を受けて船を推進。そのあいだに水中のタービンが回って発電し、水素を生産する。水素はMCHという物質のかたちでタンクに貯蔵され、風が弱いときにはその水素を使って燃料電池で発電。電動プロペラを回して推進する。すでに長崎県の大村湾でヨットを用いた実証実験が完了。次のステージとしては、複数の帆を備えた全長60~70m級の水素生産船を2024年以降に建造する予定だ。Wind Hunter号は風の強いエリアを探索して最適な航路を導き出し、風を受けながら航行。まさに動く水素生産プラントとして機能する。


さらに2030年までには大型ゼロエミッション貨物運搬船・水素生産船の建造を見据えている。もちろん、実現に向けての課題は多い。だが、困難だからこそ商船三井グループは挑戦する。まず一歩を踏み出さなければ、ゴールに到達することはできないのだから。この航海は、確実に未来へと続いている。



【関連資料】

水素生産用の純水製造システム開発が滋賀県の補助対象事業に採択 ~洋上風から水素を作り船の推進力に変えるウインドハンタープロジェクトに活用~


株式会社商船三井(社長:橋本剛、東京都港区、以下「当社」)が九州大学大学院工学研究院海洋システム工学部門 篠田岳思教授、大洋産業株式会社(社長:小田柿喜暢、滋賀県彦根市)と共同で提案した水素生産用の純水製造システム開発事業が、滋賀県の近未来技術等社会実装推進事業(註1)に採択されました。


              純水製造システムのしくみ


本開発において、3社は以下の役割を担い、今後さらに高い技術が求められる細菌レベルまで除去が可能となる高寿命・高耐久・高性能のフィルターを開発し、純水製造システムを製造します。


<各社の役割>

当社:プロジェクトマネージメント、市場調査、舶用システム設計の知見提供

九州大学:純水製造システムの実証実験設計、高性能フィルター(注3)の開発・適用

大洋産業:RO装置(註4)の開発・適用


本技術をウインドハンタープロジェクトにおける本船上での海水による純水製造に活用して効率的に水素を生産することで、大型ゼロエミッション船の実現がまた一歩近づくことになります。


本開発においては、滋賀県の琵琶湖での実証実験を通じて、海水だけでなく淡水も対象として純水製造システムを設計します。日本最大の湖である琵琶湖の淡水と海水との比較を実施することで、水質の違いによる影響を評価し、汎用性のある純水製造技術を確立します。当社は、ウインドハンタープロジェクトのための純水製造技術を創成するだけでなく、陸上の水素製造基地への純水の提供等への開発技術の転用などを進めます。


当社は、「商船三井グループ 環境ビジョン2.2」において、2050年までにグループ全体でのネットゼロ・エミッション達成を掲げています。自社からのGHG排出削減のみならず、本プロジェクトを始めクリーンエネルギーのサプライチェーン構築に積極的に参画することにより、社会のGHG排出削減ならびに脱炭素社会の実現に貢献していきます。


(註) 九州大学大学院工学研究院海洋システム工学部門 篠田岳思教授の開発した高精度海水濾過装置

(註) RO= Reverse Osmosis(逆浸透法)。水を通しイオンや塩類など水以外の不純物は透過しない性質を持つ膜を用いた装置。


商船三井グループが設定した5つのサステナビリティ課題



商船三井グループでは、グループビジョンの実現を通じて社会と共に持続的な発展を目指すための重要課題として「サステナビリティ課題 (マテリアリティ)」を特定しています。本件は、5つのサステナビリティ課題の中でも特に「Safety & Value 安全輸送・社会インフラ事業を通じた付加価値の提供」、「Environment 海洋・地球環境の保全」、「Human & Community 人の活躍と地域社会の発展」および「Innovation 海の技術を進化させるイノベーション」にあたる取り組みです。


商船三井は大阪・関西万博に協賛し「ウインドハンタープロジェクト」を展示します


以上が関連資料になります。


当社は脱炭素・水素社会の実現に向けて、洋上風エネルギーを利用して船上で水から水素を作り船の推進力に変えるウインドハンタープロジェクト(註2)を進めていますが、水素生産には飲料水よりも高品質な純水が求められます。海水から水素を生産する場合、まず有機物質(炭素含有物、マイクロプラスティック等)、無機物質(鉄分、マグネシウム、ナトリウム)、汚泥等の不純物を除去するためにフィルターを通し、海水を純水化しますが、現在一般的に使用されているフィルターでは、頻繁に交換する必要が生じ、船員の作業が増えることとコスト面で大きな負担となります。


イメージ 東京ベイeSGプロジェクト


(註2) 「東京ベイeSGプロジェクト」令和5年度先行プロジェクトとは、東京都による、東京ベイゾーン中央防波堤エリアにおける“陸海空”の広大なフィールドを活用して、最先端テクノロジーの社会実装を図り、東京が目指す未来のまちをショーケース化する取組です。「次世代モビリティ」、「最先端再生可能エネルギー」、「環境改善・資源循環」の3つのテーマにて、事業を実施します。先行プロジェクトは令和4年度から開始されており、東京都は必要なフィールドを提供するとともに、国を始め関係機関等との調整を行うなど、社会実装に向けた支援を強力に行います。


プロジェクトの詳細は、以下東京都政策企画局ホームページをご参照ください。


https://www.tokyobayesg.metro.tokyo.lg.jp/priorityprojects/


(註3) 本件の取り組みにおいては、株式会社大内海洋コンサルタント、国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所 海上技術安全研究所、商船三井テクノトレード株式会社、株式会社スマートデザイン、国立大学法人 東京大学大学院新領域創成科学研究科、株式会社西日本流体技研、一般財団法人日本海事協会、株式会社フレイン・エナジーと協業し進めていく予定です。



鎹八咫烏 記
伊勢「斎宮」明和町観光大使
石川県 いしかわ観光特使


協力(順不同・敬称略)

株式会社 商船三井 Mitsui O.S.K. Lines, Ltd.
〒105-8688 東京都港区虎ノ門2丁目1番1号

東京都庁
〒163-8001 東京都新宿区西新宿2-8-1 電話:03-5321-1111(代表)

紅山子(こうざんし)


※画像並びに図表等は著作権の問題から、ダウンロード等は必ず許可を必要と致します。



アーカイブ リンク記事をご覧ください。


千曲市 姨捨の棚田


姨捨の棚田は「蓑(みの)・菅笠(すげがさ)の下に隠れる」と例えられる小さな田が、斜面を埋めているのが特徴の一つ。
大きさも形もまちまちな田の集合が立体的な棚田の綺麗な広がりを作り出している。


田毎の月と姨捨て棚田


~おもかげや 姨ひとりなく 月の友~ 松尾芭蕉


1.環境省「つなげよう、支えよう森里川海プロジェクト」では、森・里・川・海を保全・再生してつなげ、支えることを通じて地域循環共生圏の実現を図るべく、普及啓発活動を行っています。

2.今回、全国規模の信用金庫のネットワーク「よい仕事おこしフェア実行委員会」が開催する「よい仕事おこしフェア」等において、森里川海プロジェクトと連携することとし、協定を締結します。

3.本協定では、森里川海プロジェクトの普及啓発や、SDGs、地域循環共生圏に配慮した事業活動への投融資等について、連携して推進することとしています。

つなげよう、支えよう森里川海プロジェクト

優良事例ご紹介~千曲市~

「日本の原風景である棚田の景観を継承していく」


姨捨て棚田から千曲川の眺め
義経と関わりのある信州・秋山郷栄村を経て、やがて日本一の大河・信濃川となり日本海へ


時代を越えて愛される姨捨の棚田の原風景。その美しさの理由は、「田の大きさ」と「畦(あぜ)」といわれている。

古くから文人にも愛され、田毎の月としても知られる姨捨の棚田であるが、地元耕作者の高齢化、過疎化により耕作放棄地が増えていた。この日本有数の規模を誇る棚田の景観を後世に残すため、棚田貸します制度(平成8年創設)をはじめ、千曲市棚田保全推進会議の各団体が棚田の保全活動を行っている。


千曲市祭り「屋台の女神」芭蕉さんも参加したろうか❓

(詳細は本文にて・・・)


ZIPANG-6 TOKIO 2020 環境省「つなげよう、支えよう森里川海プロジェクト」×よい仕事おこしフェア実行委員会 連携発表会開催について
https://tokyo2020-6.themedia.jp/posts/34513929



宮崎県 ユネスコパーク 名勝天然記念物 高千穂峡



高千穂郷・椎葉山

世界農業遺産 高千穂郷・椎葉山

山間地で営まれる高千穂郷・椎葉山地域の農林業は、自然そのものを敬い、畏敬の念を持って営まれてきました。人々は神々に五穀豊穣を祈願し、地域内各所で神楽を奉納。その村祭りの際に振る舞われる神楽料理など、自然の恵みに感謝し神々と共に味わう伝統食が受け継がれてきた地域です。



「地域の食」神楽料理

神楽料理は夜神楽の際に、地取れの食材を使った煮しめや巻き寿司などを盛り合わせて振る舞われます。また、竹の器に鶏肉などを詰めて蒸し焼きにした「かっぽ鶏」、竹筒で沸かした「かっぽ酒」、鶏肉とごぼうで出汁を取った「神楽うどん」も欠かせません。


「SAVOR JAPAN(農泊 食文化海外発信地域)」について

農林水産省

制度創設の背景と狙い

SAVOR JAPAN とは 海外における日本食・食文化に対する関心は、「和食」のユネスコ無形文化遺産登録、ミラノ国際博覧会等を通じて近年大きく高まっており、日本を訪れて「本場の日本食」を体験したいという外国人のニーズも高まっています。また、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会も見据え、地域の食と、それを生み出す農林水産業を核として訪日外国人を中心とした観光客の誘致を図る地域での取組を「食と農の景勝地」として認定する制度を平成28年度に創設した。

全国から公募したところ、28道県44地域から応募があり、厳正なる審査の結果、北海道十勝地域、岩手県一関市・平泉町、山形県鶴岡市、岐阜県下呂市馬瀬地域、徳島県にし阿波地域の5地域が認定されました。 平成29年度より、訪日外国人旅行者の観光需要を国産農林水産物・食品の需要拡大及び農山漁村の所得の向上に繋げ、農山漁村における「農泊」を強力に後押しするため、制度名称を「農泊 食文化海外発信地域」と変更し、SAVOR JAPANブランドで我が国が誇る農山漁村の食の魅力を世界に向けて強力かつ一体的に発信中です。


世界農業遺産(農林水産省)  高千穂郷・椎葉山「体験」神楽の館

 

「体験」神楽の館

高千穂町では、夜神楽を鑑賞しながら神楽料理を、椎葉村では蕎麦打ち体験を含めた焼畑蕎麦料理を堪能できます。また、五ヶ瀬町ではお茶の釜炒り体験、日之影町では森林セラピーや藁細工体験、諸塚村では椎茸の収穫体験などが楽しめます。 

(詳細は本文にて・・・)


ZIPANG-2 TOKIO 2020「SAVOR JAPAN(農泊 食文化海外発信地域)平成30年度応募について」 
https://tokyo2020-2.themedia.jp/posts/4414081



石川県 奥能登 九十九湾の中心に位置する蓬莱島


奥能登 珠洲市 九十九湾(つくもわん)

透明度抜群の海と大小さまざまな入り江が生み出す美しい景観

日本百景に選ばれた九十九湾は、穏やかな海、きれいに透き通った水の色など心落ち着く景観。湾の中心に位置する「蓬莱島」は鬱蒼としたスダジイに覆われ、松や桂樹が繁茂し、あたかも蓬莱の絵図を見るが如し。

大小さまざまな入り江からなるリアス式海岸で、能登半島国定公園にも指定されている。東西1キロ、南北1.5キロの小さな湾の中に入り組んだ海岸線は13キロに及び、入り江が数多くあるところから「九十九湾」という名が付いたという謂れあり。

九十九湾を周遊する遊覧船に乗れば船の上から景色を楽しめるうえに、途中で立ち寄る生簀場では魚の餌付け体験ができて大好評!


“日本財団「海と日本プロジェクト」”

石川県能登町の小学生(6年生)29人が参加!奥能登珠洲市で海の体験イベント【さいはての珠洲 海の恵みと漂着物】を開催 ‼


石川県 奥能登 塩田にて伝統の「揚げ浜塩作り」を体験する小学生の皆さん
環境と伝統の大切さと大変さを学ぶ・・・

(詳細は本文にて・・・)


ZIPANG-5 TOKIO 2020 小学校の夏休みに奥能登にて! ~海の恵みと環境を学ぶ~
https://tokyo2020-5.themedia.jp/posts/20194033



鵜飼舟で橋の下をくぐると400年古の風景が蘇る


雨天で路面に映るアーチの斜め面が光りスリムに優しく見える


景観デザインの原則

1:風土・伝統を活かし 未来をつくる。

2:白・黒・グレー・自然素材色が日本の風景の基本である。

3:地域全体を見渡し、風土伝統と構造と機能性から景観のあるべき姿をイメージする。

デザイン・色彩の原則は、野山には植物の色より鮮やかなグリーン系を止める。

海・水辺には空の青、水の青より鮮やかなブルー系は使わない。理由は海や山の自然の風景を阻害してはならない。余分な色彩は風景の美を阻害するので不要。

人・車・舟など動くものはその範囲ではない。

地域全体を見渡し、何が大事か、何を目指すかべきかを前向きに議論し、現代の技術と素材を用い、誇りをもって優れた伝統を引き継ぎ、新たな取り組みをすることが国土と地域の美しい未来を創る。

竣工直前の景観の問題点もみえる


右堤体斜面途中の2つある踊り場から下流展望が出来る。

丘の上にある建設用ケーブルのコンクリート台は展望台に。左は湖面管理用の舟をおろす施設(薄ピンク色はダム堤体の色彩方針と少々合わない)、下のグリーンのフェンスは仮設であり撤去。

トータルデザインの難しさはほんの少しの不調和で合格点に至らない。形も色彩も原則に沿ってシンプルに整理することが大切。我が国では隣り合う周辺が縦割り管轄で異なるが、照明灯や交通サインなども位置と形態を交渉で全体調和を進めよう。 

(詳細は本文にて・・・)


ZIPANG-6 TOKIO 2020 色彩デザイン実践講座 事例3 くらしのインフラストラクチャーの デザイン・色彩 ー1【寄稿文】林 英光
https://tokyo2020-6.themedia.jp/posts/24231738 



いよいよ、一般家庭も「海水淡水化装置」設置の時代へ!


小さく安価な淡水化・浄水設備「海水淡水化装置MYZ α-4」

このたび販売開始を発表した「海水淡水化装置MYZ α-4」は従来型モデルの浄水力・機能を持ちながら、デザイン性を追求し、より生活シーンに調和する製品となった。

毎年のように地震や台風、豪雨、火山の噴火等、多くの災害に見舞われ、災害大国として知られる我が国日本においては近年、各地方自治体のみならず個人レベルでの防災意識、防災備蓄の主要性が高まり、益々の需要が見込まれる中、2022年冬の販売開始を発表。3年で500台の販売計画を策定した。

当社では、巨大で高価なプラント型の浄水設備ではなく、分散型で小さく安価な淡水化・浄水設備が世界中で必要とされる今、この製品がより多くの国や地域に広がり、多くの人々の生きる手助けになることを目指し邁進している。


装置全体をカバーすることで、外部に漏れる騒音を減らしています。ホースの使用中も扉を閉じることが可能で、運転中の騒音を削減しています。


沖縄 今帰仁村の海で涼しそうに泳ぐ熱帯魚


奄美大島 人は海に帰る…奄美サンゴ礁の海をシュノーケリングにて

(詳細は本文にて・・・)


ZIPANG-6 TOKIO 2020 グッドデザイン賞BEST100、DIAアワード受賞「海水淡水化装置」2022年冬販売開始!
https://tokyo2020-6.themedia.jp/posts/28842680



地球上の全ての生物は海から生まれた

私たち人間を含め‘全ての生物の誕生の源は海である’と言われています。海で生まれ進化を繰り返し、やがて陸へ上がった時、生物たちは体内に「小さな海」を残したまま更なる進化を続け現在に至る、とされています。


その理由として、海(海水)の成分が体の中の体液(血液・細胞内液・細胞外液・リンパ液など)の成分や胎内で胎児を包む羊水の成分に非常に似ているためであります。したがって、今でも私たちの記憶(本能)の中には海が存在すると同時に、母の胎内で過ごした安心感を呼び起こし自然とリラックスを促すのです。これらがタラソテラピーの根源になっています。


タラソテラピーの起源は古く、紀元前480年にはエウリピデスが「海は人のけがれを洗い流してくれる」という言葉を残しています。その後、長い年月をかけフランスで海洋療法として確立されました。 

(詳細は本文にて・・・)


ZIPANG-4 TOKIO 2020 自然療法(2)タラソテラピー「免疫力を高めてコロナウイルス予防!」
https://tokyo2020-4.themedia.jp/posts/8131344



水無瀬神宮 神門


水無瀬神宮について

新古今和歌集 後鳥羽上皇

<水郷の春望>

見渡せば山もと霞む水瀬川夕べは秋となに思ひけむ


〜 鎹八咫烏の横から嘴話 〜

この新古今集の後鳥羽上皇が詠まれた和歌

「見渡せば山もと霞む水無瀬川夕べは秋となに思ひけむ」

はド素人の小生には分かったような分らぬような…?? つい、

’秋となに思ひけむ’ と読んでしまって、どうにもちんぷんかんぷん??(苦笑)

そこで…ネットをひとわたり紐どいてみたら、ひらがな体に訳したものがあり、

“みわたせば やまもとかすむ みなせがわ ゆうべはあきと なにおもいけむ“ となっていました。この “なに’ が曲者でしたね〜 古代人は “なに“ という表現は“何故“そう思い込んだのだろうか?と言う意味に使うのだとか…したがって、高校古典訳の解釈では、

-- 見渡すと、山のふもとは霞んでいて水無瀬川が流れている。夕方の景色は秋が一番だなと、どうして思っていたのだろうか -- となっていました。

それは…例えば清少納言の枕草子に「秋は夕暮れ」、「春は曙」とあるように半ば慣用句化されていた風潮に対する一種の反発心が働いているとする見方があるようです。

なるほど 〜合点 !! 👻😅 


水無瀬神宮 菊水


『菊水』について

当宮のご祭神後鳥羽天皇は菊をこよなく愛され菊紋を自らの印や刀剣などに使われ、菊を詠まれた和歌も数多く残しておられます。

現在の皇室の紋(十六八重表菊)に定着したのは後鳥羽天皇からと言われるほどであります。

ご祭神の御霊を慰めるとともに菊の美しさをより知っていただこうと思っております。

菊の原産は中国でありますが、古くから日本人に愛され観賞用だけでなく、生活にも溶け込み日本を代表する花と言っても過言ではありません。

また、薬用として健康長寿の薬といわれており非常に縁起の良い花です。 新年皆様に健康を、美しい菊の花で目と心を癒して頂けたら幸いです。


裏千家『献茶式』

茶道裏千家家元 千 宗室 氏  

(詳細は本文にて・・・)


ZIPANG-5 TOKIO 2020水無瀬神宮 ~招福の風と音と水~「見渡せば山もと霞む水瀬川夕べは秋となに思ひけむ」(その2)
https://tokyo2020-5.themedia.jp/posts/18953112



※現在、2150件余の記事掲載、下記のサイトからご覧ください。


新サイトの記事をご覧いただけます。

ZIPANG-7 TOKIO 2020 (VOL-7)
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ZIPANG-5 TOKIO 2020 (VOL-5)
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ZIPANG-4 TOKIO 2020 (VOL-4)
https://tokyo2020-4.themedia.jp/


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ZIPANG-3 TOKIO 2020 (VOL-3)
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ZIPANG-2 TOKIO 2020(VOL-2)
https://tokyo2020-2.themedia.jp/


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ZIPANG TOKIO 2020 (VOL-1)
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/


ZIPANG-7 TOKIO 2020

これまでの、日本の精神文化と国土の美しさについて再発見に加えて その1. 全世界との情報の共有化 その2. 偏り、格差のないローカリティの尊重! その3. 美しきものへの学び、尊敬、関心を高める教育と推進

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