3月24日までクラウドファンディングを実施!ご協力ください。
浦嶋神社
当社は浦島太郎発祥の社で、浦嶋神社、または宇良神社ともいう。
我が国に伝存する最古の正史「日本書紀」には当地の浦嶋伝承が記され、
その伝承は、今なおこの地に脈々と受け継がれている。
京都 浦嶋神社「玉手箱」
【国の登録文化財に指定された御社殿の現状】
旧社殿は、元治元年(1864)4月13日の火災による類焼で、隣接の真言宗の寺院:来迎寺と共に焼失し、明治17年(1884)5月に現在の社殿が再建されました。
焼失から再建まで20年の長い歳月を要しており、現金収入の無い時代に奉賛金の取りまとめやケヤキ材の調達等、先人達の大変な苦労があったと思われます。
その後の御遷宮は行われておりませんが、再建から約140年が経過し、長い年月の間、雨・風・雪によって傷みが大変激しく、そのうえ、平成16年(2004)の台風23号による倒木で本殿に歪みが生じ、後世に伝えていくために、本殿の解体修理、基礎工事、防災施設整備を行うものです。
本殿の屋根が中殿の屋根に食い込む(度重なる大雪と倒木による地盤沈下)
本殿裏側の屋根の腐食
防災施設整備は、国の登録文化財に指定された御社殿を火災から守るためのもので、平成13年に社殿全体の施設整備を行いましたが、本殿の解体修理に伴って本殿のみの再整備を行うものです。
本殿が右寄りに傾く
現社殿(拝殿・中殿・本殿)は、明治17に再建後約140年が経過し、傷みが激しくなっております。そのうえ、平成16年の台風23号による倒木で本殿が右寄りに傾き、全体としても歪みが生じました。
回廊の床下側の腐食
回廊の床の腐食・隙間(全体的)
欄干の腐食
欄干の腐食と先端部分の脱落
屋根は、平成18年に葺き替えしましたが、腐食が進んでおり、本殿の解体修理に伴って葺き替えするものです。
本殿屋根の腐食・小動物による被害等
本殿左側横全体
基礎の沈下とぬきの腐食
プロジェクトと立ち上げた背景
当社は、平安時代初期の天長2年(825)に創祀され、以後33年ごとに屋根の葺き替え、66年毎にお社の建て替えが行われてきました。
現在の建物は、明治17年(1884)の御遷宮により立て替えられました。
御遷宮は明治以降行われず、長い年月の経過と共に傷みが大変激しくなり、そのうえ、平成16年(2004)の台風による倒木で御社殿が傾き、全体としても歪みが生じるなど、解体修理の必要に迫られてきました。
この事業は宗教法人浦嶋神社の業務ですが、総代3名と代表責任役員である宮司1名の小規模な体制です。
このような状況から、本殿の解体修理を目的として、平成21年(2009)10月30日に推進母体である「浦嶋神社創祀1200年祭記念事業奉賛会」が設立されました。
浦嶋神社とは
天長2年(825)に創祀され、境内の宝物資料室には玉櫛笥(玉手箱)をはじめ、浦嶋明神絵巻など、浦嶋伝説ゆかりの宝物を展示しています。
大正12年以前の浦嶋神社(与謝郡誌)
京都府与謝郡伊根町字本庄浜191番地 旧社格(郷社)
<本殿>
社殿は本殿、拝殿、中殿で構成されており、本殿は茅葺の神明造、拝殿は権現造となっています。
平成26年(2014)4月25日には、社殿全体が国の登録有形文化財に指定されました。
<中殿>
<拝殿>
拝殿正面の彫刻には、龍をはじめとする動植物の彫り物が施されていますが、これは江戸時代に活躍した丹波国(兵庫県柏原市)の中井権次による作です。
龍の彫刻 中井権次作
中井権次は徳川将軍家に指名された彫刻師であり、西の左甚五郎と称される天才的な彫刻師として元和元年(1615)に名前が登場します。
中井権次(1854~1928)は、その一族により大正時代まで受け継がれ、明治17年(1884)に再建された当神社の棟札にその名が明記されています。
浦嶋神社にまつわる民族文化財
■延年祭花納行事 (宇良神社延年祭 S63.4.15 京都府登録無形民俗文化財)
延年祭は『福棒祭り』とも言われ、延年祭宵宮の夕日沈む刻に花納行事が執り行われます。
■河来見翁三番叟(H6.2.2 伊根町指定無形民俗文化財)
元々、筒川地区の河来見集落の三柱神社の祭礼行事ですが、戦後に一度浦嶋神社に奉納された以降、過疎化により途絶えていました。
その後、昭和63年に有志で以って「翁会」が設立され、平成元年3月から浦嶋神社の延年祭の時に開催されるようになりましたが、令和2年から新型コロナウイルス感染症の影響により、3年連続中止となる。
平成25年10月18日に開催されました、伊勢神宮の第62回神宮式年遷宮奉祝奉納行事に奉納されました。
■宇良神社祭礼芸能(S60.5.15 京都府指定無形民俗文化財)
宵宮
前日の宵宮には、各地区から手丸提灯を先頭にして、高張提灯等の順に並んで伊勢音頭を歌いながら浦嶋神社に向かいます。神社の参道にかかると大声でかけ声をかけながら一気に拝殿に駆け込み、この後、各地区の若者が裸になり一団となって激しくもみ合う。
例大祭太刀振り
祭り当日は、各区から太鼓台を曳いて宮入し、神事が終わると、くじで決めた順に祭礼 (棒振り・小太刀・大太刀・花踊り)が奉納されます。
令和2年から新型コロナ感染症の影響により3年連続中止となる。
本庄浜の太刀振り集合写真(年不詳)
浦嶋神社と布引きの滝
布引きの滝は、浦嶋伝説と関わりの深い滝で、雲引滝、浦嶋滝、熊野滝とも言います。
浦嶋明神縁起絵巻
滝の落差は96mで、京都府下では最大の滝でもあります。
水量の多い時はまことに壮観ですが、誰が名付けたのか、雨の少ない時期は麓からしか望めない「幻の滝」とも呼ばれています。この山は通称「滝山」と呼ばれていますが、雲龍山、雲引山とも呼ばれ、浦嶋神社の御神体となっております。
京都 日本最古の浦嶋伝説が残る「浦嶋神社」
老朽化した浦嶋神社の本殿再建を目指す浦嶋神社奉賛会(所在地:京都府与謝郡伊根町本庄浜141、浦嶋神社創祀1200年年記念事業奉賛会 会長:椹野健作)は、度重なる災害により老朽化した神社本殿の再建とコロナ禍で疲弊した浦嶋伝説発祥の地に活を入れるべくクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にて、「浦嶋神社本殿改修プロジェクト」を、3月24日(金)まで実施しています。
■プロジェクト立ち上げ背景
今から約1200年前に建立された浦嶋神社。御神体が鎮座する本殿はこれまでの度重なる災害により老朽化。
平成21年に本殿改修に向けた活動が始まりましたが、少子高齢化による人口・氏子の激減、コロナ禍による参拝者の激減に加え神社自体に対する信仰心の薄れもあり奉賛活動も停滞していました。
そこで、会役員を一新し心機一転、本殿改修活動のテコ入れという「玉手箱」を開け、地域の伝統文化の拠点である神社を起点にそこに住む人々、そこを訪れる人々との新たな『絆』と『御縁』によって新たな交流関係を築き、疲弊した神社と地域に活を入れ若返るべくクラウドファンディングに挑戦しています。
■特徴
*改良ポイント
前回のクラウドファンディングでは1万円から受付していましたが、今回は気軽に賛同していただくことを目的に一口3,000円と5,000円を設定しました。
また返礼品はよりオリジナルな希少性を感じていただける様に現ヤクルトスワローズ応援団の演奏曲でもある「東京音頭」を歌って爆発的ヒットを生み、約100年前の歌謡界で一世風靡した当地区出身の故三島一聲(本名:三野哲太郎)の一生を描いた本(自費出版した復刻本)を返礼品にしています。
晩年を当地で過ごした三島一聲は昭和46年NHK新日本紀行【丹後浦嶋物語】の中で、当時の風貌と境遇、古くから浦嶋神社を支えてきた三野家本家の末裔であることから『今浦島太郎』として番組の中で紹介された人物でもあります。
*返礼品のこだわり
返礼品の一つに非売品のミニ玉手箱があります。その中には伊勢神宮の式年遷宮の際に浦嶋神社に譲与された御用材(檜)に宮司が丹精込めて一つずつ焼きごてしたオリジナルのお守り木札と浦嶋神社の御朱印が入っています。
木曽 赤沢「伊勢神宮ご用材」
伊勢神宮御木曳(川曳)
伊勢の御用材で作られた当神社のお守りは古くから身を守る御利益があると言われ、遠方よりお礼のご参拝に来られる方もいらっしゃいます。
その他にも都市部ではなかなか市販されていない当地でとれる新鮮な特産品を御奉賛額に応じた特産玉手箱としてご用意しています。
■リターンについて
5,000円 :伊勢神宮の御用材で造った御守と御朱印入りのミニ玉手箱(非売品)
10,000円 :御守入りミニ玉手箱(非売品)&復刻版本「三島一聲一人旅」
10,000円 :特産品ボックス(2,000円相当)&復刻版本「三島一聲一人旅」
20,000円 :特産品ボックス(4,000円相当)&復刻版本「三島一聲一人旅」
100,000円:神亀御守(檜9cm)&御守入りミニ玉手箱&復刻版本「三島一聲一人旅」
500,000円:名入り顕彰碑(限定5柱)&神亀御守(檜18cm)&御守入ミニ玉手箱&復刻版本
■プロジェクト概要
プロジェクト名: 浦嶋神社本殿改修プロジェクト
期間 : 現在開催中~令和5年3月24日(金)締め切り
■主催概要
主催団体名: 浦嶋神社奉賛会(浦嶋神社創祀1200年年記念事業奉賛会)
役員 : 【会長】椹野健作【副会長】三野武彦【会計】藤原清隆【宮司】宮嶋叔久
所在地 : 〒626-0403 京都府与謝郡伊根町本庄浜141
設立 : 平成21年10月30日
事業内容 : 浦嶋神社本殿改修
目標奉賛額: 300万円 (改修目標総額7千万円の内、令和4年9月末現在4千2百万円)
浦嶋神社 滝山中腹から本庄浜方面をの望む
最後に
浦嶋神社は、平安時代初期の天長2年(825)8月7日に創祀され、今日まで維持され親しまれてきました。
御遷宮の記録は棟札によりますと、33年毎に屋根の葺き替え、66年毎にお社の建て替えが行われてきております。
現在の御社は、明治17年(1885)の御遷宮により建て替えられました。
平成26年4月25日には国の登録有形文化財に指定され、この地方を代表する貴重な建造物となりました。
そのような状況の中、令和7年には、当神社が創祀されてから1200年という記念すべき年にあたり、前段でも説明させていただきましたように、本殿の大改修を行うことが決定されました。
しかしながら、令和4年9月末の財源見通しは、これまでの寄付金と京都府、伊根町の補助金を含めて4千2百万円であり、2千8百万円が不足する大変厳しい状況にあります。
当神社は明治時代の建築であり、国の登録有形文化財に指定されておりますが、国指定の重要文化財ではなく、京都府と伊根町の僅かな補助金があるのみです。
私達も、地元はもとより他市町のご親戚やご友人、恩師等を通じまして財源の確保につとめておりますが、大変厳しい状況にあります。
新型コロナ感染症による影響や物価高の中におきまして大変厚かましいお願いでございますが、歴史的価値の高い当神社の再建や過疎化が進行する当地域に活力を与えていただきますよう、格別の御支援を切に御願い申し上げます。
なお、このクラウドファンディングを閲覧され、ご賛同いただきました伊根町出身者の方々へのお願いです。
ご親戚やご友人を通じまして、この輪を広げていただきますよう切にお願い申し上げます。
令和4年12月20日
浦嶋神社創祀1200年祭記念事業奉賛会
会 長 椹 野 健 作
副会長 三 野 武 彦
庶 務 吉田 昭彦
会計 藤原 清隆
宮 司 宮 嶋 淑 久 委 員 一 同
<奉賛会委員 於:浦嶋神社拝殿前>
浦嶋神社
〒626-0403 京都府与謝郡伊根町字本庄浜141(社務所)
【交通アクセス】
山陰北近畿自動車道「与謝天橋立IC」から国道176号線、国道178号線経由約50分
◆問い合わせ
・プロジェクトに関すること
浦嶋神社奉賛会 会長 椹野健作
電 話:090-8218-6334
メール:urashima.housancf@gmail.com
参考資料
宝物資料室
神酒酒壺
資料室には、浦嶋明神絵巻掛幅形式、亀甲紋櫛笥(玉手箱)二合、能面、室町幕府初代征夷大将軍・足利尊氏寄贈の酒壺等を展示しております。宝物資料室では、宮司が浦嶋物語の歴史説明と浦嶋明神縁起の『絵解き』を行います。
浦嶋明神縁起(絵巻)
紙本著色浦嶋明神縁起
室町時代のもので、この縁起は、浦嶋太郎の住んでいた水乃江里から浦嶋太郎が蓬莱山の国に至る迄と帰って来てからの出来事等を細かく古い書物をもとに書かれた日本最古と云われる浦嶋を物語る絵巻の一部です。
白練緯地桐桜土筆肩袖文様繡小袖(乙姫小袖)
この集合写真は、昭和16年(1941)8月8日、本庄上区例祭での太刀振り奉納記念写真(於:野尻三柱神社)で、同年の12月8日、太平洋戦争が勃発した。
在りし日の三嶋一聲氏
三嶋一聲(本名:三野哲太郎)は、明治21年1月21日、京都府与謝郡本庄村字本庄浜(伊根町)で出生。
波乱万丈の人生を歩み、昭和5年にコロンビアレコードへ入社し、昭和5年に小唄勝太郎と組んで「東京音頭」を吹込み、爆発的な大ヒットとなり、日本全国を興奮の渦に巻き込んだ歌手である。
昭和33年に東京から故郷の伊根町へ帰り、絵や書の作品の制作に情熱を注ぐと共に、のど自慢大会の審査員としても活躍した。
昭和47年に、浦嶋神社の境内に『三嶋一聲の碑』を除幕したが、昭和49年7月19日、87歳で死去した。
初代:三野対馬守(元本庄城主)から400年間続いてきた三野家(屋号:ヒラマツ)は絶家となったが、三嶋一聲の母方の先祖は、浜松藩第2代藩主:本荘資昌公16歳が、初代宮津藩主として国替えになり、宝暦9(1759)6月14日、山川氏も随行し入城した。
山川家は宮津藩で奥家老を務めるなど、明治維新まで4代に亘り本荘家に仕えた家柄であった。
なお、東京音頭は昭和53年に東京ヤクルトスワローズの応援団の演奏曲となり、その年の日本一で一気に定着した経過がある。
鎹八咫烏 記
伊勢「斎宮」明和町観光大使
石川県 いしかわ観光特使
協力(順不同・敬称略)
浦嶋神社
紅山子(こうざんし)
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アーカイブ リンク記事をご覧ください。
対馬 和多都美神社(わたつみじんじゃ)
「和多都美(わたつみ)神社」古事記に登場する海神の娘・豊玉姫(とよたまひめ)を祭る海宮で、古くから竜宮伝説が残されています。拝殿正面の5つの鳥居のうち2つは海中にそびえ、潮の干満によりその様相を変え、遠く神話の時代を偲ばせる神秘的な雰囲気を漂わせます。裏参道を少し歩くと古代の祭祀跡・磐座(いわくら)があり、隠れたパワースポットとなっています。
対馬 和多都美神社(豊玉町)
ZIPANG TOKIO 2020「日本の原風景 対馬の歴史~初めて訪ねた人にさえ懐かしさを感じさせる、その人情と風景とは~(第一話)」
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/posts/3172259
横浦島の漁家では、多くの家(100軒以上)で門口や軒先に「えべっさん(恵比寿様)」が祀られています。毎日欠かさずお供えをして豊漁、安全祈願のために家族全員がお詣りしているのです。皆さんも横浦島の「えべっさん(恵比寿様)」巡りをしてみては…きっと何か良いことが起こりそうな気がします・・・( ^)o(^ )
ZIPANG-5 TOKIO 2020離島に伝わる豊漁祭~えびす祭り~神事や漁船のパレードで豊漁・安全祈願を行う年に1度のお祭り開催!
https://tokyo2020-5.themedia.jp/posts/23294198
熊本県人吉市 球磨球磨川下り
世界に誇るくまもとの日本遺産
熊本県では、「日本遺産」の第1号として全国17地区とともに認定された、相良700年が生んだ保守と進取の文化が残る「人吉球磨地域」、二千年にわたる米作りの大地の記憶が残る「菊池川流域地域」、そして2020年6月に新たに日本遺産に認定された、名石工たちを輩出し“石工の郷”と呼ばれる「八代地域」の3つの「日本遺産」があります。
今回は、その中から
「人吉球磨地域」と「八代地域」の日本遺産としての魅力をお伝えします。
ZIPANG-5 TOKIO 2020 世界に誇る熊本の “日本遺産” 領主一族が“700年”統治し続けた「人吉球磨」と“石工の郷”「八代」の魅力に迫る(その1)
https://tokyo2020-5.themedia.jp/posts/21859385
二見が浦 鳥居に朝日
二見からはじまる昔ながらの伊勢参り
古くから伊勢神宮に参拝する人は二見浦で禊(みそぎ)をし、その後、外宮、内宮の順番に参拝していたと言われていました。また、伊勢音頭の一節に「お伊勢参らば朝熊をかけよ、朝熊かけねば片参り」と唄われたとも言われているように、朝熊山の金剛證寺にも参詣するのが習わしでした。 地元民オススメの”昔ながらの伊勢参り”をしてみませんか。
二見興玉神社(夫婦岩)→ 豊受大神宮 外宮(伊勢神宮 )→ 皇大神宮 内宮(伊勢神宮)
→ おはらい町 → おかげ横丁 → 朝熊岳金剛證寺→ 朝熊山頂展望足湯
→ 斎王の斎宮(明和町)
ZIPANG-3 TOKIO 2020 ~昔ながらの伊勢参りとは~「お伊勢参らば朝熊をかけよ、朝熊かけねば片参り(1)」
https://tokyo2020-3.themedia.jp/posts/5732084
伊勢神宮の鬼門を守る寺『朝熊岳金剛證寺』
昔より伊勢神宮の鬼門を守る寺として、神宮の奥之院ともいわれ「お伊勢参らば朝熊をかけよ、朝熊かけねば片参り」と伊勢音頭の俗謡にも唄われ、参宮する人々は当寺に参詣するのが常でありました。
当山の草創は古く欽明天皇の頃、暁台上人によって開かれ、平安時代には弘法大師(空海)によって堂宇が建立され、密教修業の一大道場として隆盛を極めました。その後応永年間(1394~1427)に鎌倉建長寺開山大覚禅師の法孫である仏地禅師(東岳文昱)が法燈の衰微を嘆き再興して以来、禅寺に改められ、現在は臨済宗南禅寺派の特例地で、御本尊の福威智満虚空蔵大菩薩は、日本三大虚空蔵菩薩の第一位として広大無辺な福徳・威徳・智徳の三徳を有する仏様であります。御本尊は秘仏で、伊勢神宮のご遷宮の翌年に、二十年に一度のご開帳を厳修いたします。
ZIPANG-3 TOKIO 2020 ~昔ながらの伊勢参りとは~「お伊勢参らば朝熊をかけよ、朝熊かけねば片参り(2) おはらい町~伊勢神宮の鬼門を守る名刹~斎王の斎宮」
https://tokyo2020-3.themedia.jp/posts/5736043
※現在、2000件余の記事掲載、下記のサイトからご覧ください。
新サイトの記事をご覧いただけます。
ZIPANG-7 TOKIO 2020 (VOL-7)
https://tokyo2020-7.themedia.jp/
最新の記事をご覧いただけます。
ZIPANG-6 TOKIO 2020 (VOL-6)
https://tokyo2020-6.themedia.jp/
最近の記事をご覧いただけます。
ZIPANG-5 TOKIO 2020 (VOL-5)
https://tokyo2020-5.themedia.jp/
250件ほどの記事をご覧いただけます。
ZIPANG-4 TOKIO 2020 (VOL-4)
https://tokyo2020-4.themedia.jp/
235件ほどの掲載記事をご覧いただけます。
ZIPANG-3 TOKIO 2020 (VOL-3)
https://tokyo2020-3.themedia.jp/
200件ほどの掲載記事をご覧いただけます。
ZIPANG-2 TOKIO 2020(VOL-2)
https://tokyo2020-2.themedia.jp/
615件ほどの掲載記事をご覧いただけます。
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