ZIPANG-7 TOKIO 2020「旧白洲邸 武相荘」のレガシーを次世代に継承していく!



「旧白洲邸 武相荘」を運営する株式会社こうげいと観光連携協定を締結
ポニーキャニオンとビームスの「ディレクターズバンク」が運営に参画


旧白洲邸 武相荘


武相荘 レトロな雰囲気のインテリア

東京都町田市では、白洲次郎・正子の旧宅である、東京都町田市指定史跡「旧白洲邸 武相荘」を運営する株式会社こうげいと、2023年3月9日(木)に観光連携協定を締結し、同市を代表する観光地として更なる地域の活性化及びシティセールスの向上を図ることを発表。


左から 設楽社長、石阪市長、牧山桂子氏、牧山圭男氏、吉村社長


また、2023年1月31日付で株式会社こうげいと株式会社ポニーキャニオンと株式会社ビームスの「ディレクターズバンク」と「旧白洲邸 武相荘」の運営に参画し、次世代に継承する歴史資源として、武相荘を基点とした商品開発、イベント実施、情報発信を行うヘリテージマネジメントを推進していきます。


3月9日(木)に、株式会社こうげい、町田市、株式会社ビームス、株式会社ポニーキャニオンが集い、合同の事業発表会が行われました。武相荘を運営している白洲次郎・正子の娘であり、こうげい 代表取締役 牧山桂子(まきやまかつらこ)氏、武相荘館長 牧山圭男(まきやまよしお)氏に加え、石阪丈一(いしざかじょういち)町田市長、ビームス代表取締役社長 設楽洋(したらよう)氏、ポニーキャニオン代表取締役社長 吉村隆(よしむらたかし)氏が発表会へ登壇しました。


春になり、遊歩道を歩くと、
角を曲がるたび、さまざまな花が出迎えてくれます。


牧山圭男氏は「オープンから22年の間に、87万8千人以上の方々に来場頂きました。その中で近年、年齢や自分たちの体力等、後継者について悩んでいた所で素敵なご縁を頂きました。この2社なら白洲次郎・正子の世界観や価値観や多摩丘陵の自然が豊かに息づくこの場を次世代に継承できると思いました。」と、今回、ポニーキャニオンとビームスの「ディレクターズバンク」の2社と連携する背景について語りました。


同日、観光連携協定を締結し、行政の立場から多摩エリアで最大の観光資源である武相荘の魅力発信に努める石阪市長は、「1998年、今から25年前に白洲正子さんは町田市の名誉市民になられ、2002年には武相荘が町田市指定史跡に指定されました。白洲次郎・正子氏が住む場所として、この場所を選ばれたということは名誉なことで、町田市としても大切に次世代に継承して残していきたいと思っています。」と語った。


ビームスの設楽社長は「個人的にも憧れの人である白洲次郎・正子、そして武相荘の振興に関われることは嬉しいことです。海外のいいカルチャーを学びながら、日本人の心を伝えてきたことが、当社のやろうとしていること重なり、このプロジェクトに参加できる事は大きな事。その魅力を当社個性派ディレクターが結集する部門『ディレクターズバンク』の企画力で次世代に提案していきたい。今回のプロジェクトが武相荘、町田市の振興にご協力できれば嬉しいいと思う。」と述べた。


武相荘 瓦門・白の新聞受け


長いウッドデッキをゆっくり歩きます。


レストランのテラスの棚、雲南黄梅の花が鮮やか。この季節、カフェの特等席です。
(2023年4月8日(土)はレストラン貸切りのため、カフェ&ランチ、ディナーともご利用不可)


ガレージのカフェ、クラッシックカーPAIGE


柔らかい冬の光のせいか、奥の車体がいつもより艶やかに見えました。



最後にポニーキャニオンの吉村社長から「ヘリテージマネジメントという位置づけで、史跡や文化財を守りつつ継承していきながら地域の活性化を促進していきます。培ってきた知見を使いながら、武相荘のすばらしさを次世代に訴求し、白洲夫妻のレガシー継承はもとより、町田市が一層活気あふれる町になるよう努力していきたい。」と語った。



また、5月以降に武相荘で行われるトークセッションのラインナップが以下のとおり発表されました。


<トークセッションラインナップ> 場所:能ケ谷ラウンジ


・イラストレーター:キンシオタニ「旅とアートと人生と」

イラストレーター、キンシオタニ氏が「旅」、「アート」、そして「人生」を語るトークセッション。

「旅を通して生き方を学び、人生を考えて表現し、また新しい旅に出る。このイベントでは僕の今日までの旅とアートと人生も語ります。できれば、参加してくれるみなさんの人生も聞いて僕を含め、みなさんのこれからの旅やアートや人生に役立てればと思っています。新しい人やアートに出会い、その人の考えや人生を知るのも旅ですよ」


・服飾ジャーナリスト:山本晃弘「装いと暮らし。変わるもの変わらないもの」

服飾ジャーナリスト、山本晃弘氏が素敵なゲストをフィーチャーするトークセッション。

『メンズクラブ』『GQジャパン』」などを経て、2008年に編集長として『アエラスタイルマガジン』を創刊。現在はエグゼクティブエディター 兼 WEB編集長を務めている。2019年にヤマモトカンパニーを設立し編集、執筆、コンサルティングを行う。また、ビジネスマンや就活生に着こなしを指南する「服育」アドバイザーとしても活動中。著書に『仕事ができる人は、小さめのスーツを着ている。』がある。


・戎光祥(えびすこうしょう)出版:「ヒストリカルサロン」

中世史ブームを牽引する専門出版社、戎光祥(えびすこうしょう)出版。同社の人気イベント「ヒストリカルセミナー」の“武相荘版”が「ヒストリカルサロン」。武相荘の在る多摩エリアは戦国北条氏関連史跡をはじめ歴史資源が豊富。

それらを題材に人気歴史学者と最新の研究を共有する場が「ヒストリカルサロン」です。




施設概要・入場料

施設名称

旧白洲邸 武相荘(きゅうしらすてい ぶあいそう)

住所

〒195-0053 東京都町田市能ヶ谷7丁目3番2号

駐車場

計16台(バスは駐車不可)

お車でのご来場は駐車場側入口へお願い致します。

(当施設は入口が2ヵ所ございます)

電話・FAX

ミュージアム

TEL.042-735-5732 (FAX同番号)

ショップ

TEL.042-736-6478

レストラン

TEL.042-708-8633

メール(団体予約)

info@buaiso.com

開館時間

10:00~17:00(入場受付は16:30まで)

休館日

月曜日(祝日・振替休日は開館)


ミュージアムエリア 入場料 1,100円(税込)

※小学生以下の入場は出来ません。(乳児は除く)

※団体でのご訪問は、予めご予約願います。

お申込みに際しご不明な点がありましたら、担当:北村まで、
お問合せ下さい。TEL:042-735-5732

※団体割引&シルバー割引の設定はありません。

※敷地内全域での飲食はご遠慮ください。

(飲食物の持ち込み等はできません)


アクセス・交通案内

最寄駅(小田急線鶴川駅)


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ターミナルから鶴川駅への所要時間


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鶴川駅からの経路・地図

小田急小田原線 鶴川駅 北口下車、徒歩15分

バス 鶴川駅より

●2番乗り場11系統バスにて「鶴川一丁目」下車、徒歩5分

●2番乗り場13系統バスにて「平和台入口」下車、徒歩5分



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お車での経路・地図

駐車場利用のご注意

乗用車 計16台の駐車スペースをご用意しています。住宅側に駐車いただく際は、前向き駐車にご協力お願いします。



※バスの駐車についてはお問い合わせ下さい。

(団体でのご来館は、団体予約のページにて、事前にお申込みください)



鎹八咫烏 記
伊勢「斎宮」明和町観光大使
石川県 いしかわ観光特使


協力(敬称略)

紅山子(こうざんし)


※画像並びに図表等は著作権の問題から、ダウンロード等は必ず許可を必要と致します。



アーカイブリンク記事をご覧ください。

白洲正子氏の面影を訪ねて・・・


こここそ【日本遺産】菅浦の湖岸集落(長浜地区)

琵琶湖の北端は「奥琵琶湖」と呼ばれ、湖岸まで山がせり出しているその地形は、北欧のフィヨルドのような美しさ。永原駅から南に下がり、湖に映る木々が美しい並木通りを進むと、「隠れ里」と称される菅浦に辿り着く。


春には奧琵琶湖パークウエイの見事な桜が延々と続きます


菅浦へは湖上タクシーが大変雰囲気もあり、お勧めです。けんど…桜並木も外せない・・・
かなんな…いっそ春と秋にお出かけください。


茅葺きの四足門※

※四足門

菅浦には、東と西の入口に、それぞれ茅葺きの棟門があります。 この門は4脚で、中世から明治維新まで集落の四方の入り口にあったことから四足門と呼ばれています。 集落の入り口にあることから、村の出入りの検札が行われていたと推測されます。


堅牢な石垣の「菅浦」町並み


菅浦湖岸の夕景は格別です!

青空と夕日が湖と湖岸に建つ家々に映り込み日が沈むにつれて幻想的な雰囲気を醸し出す…


7月1日は滋賀県が定めた記念日「びわ湖の日」。

日本遺産「湖北・菅浦の湖北集落」

菅浦は,琵琶湖最北部の急峻な沈降(ちんこう)地形に営まれた集落であります。鎌倉時代から江戸時代にかけての集落の動向を記した『菅浦(すがうら)文書(もんじょ)』によると,永仁3年(1295),菅浦は集落北西に所在する日指(ひさし)・諸河(もろこ)の棚田(たなだ)を,隣接する集落である大浦(おおうら)と争い,以降150年余りにわたって係争が続いたことが知られています。


また,14世紀半ばには住民の自治的・地縁的結合に基づく共同組織である「惣(そう)」が,菅浦において既に作り上げられていたことが分かります。中世以来の自治意識及び自治組織は,時代に応じて緩やかに変化しながら,現在まで継承されているのです。


菅浦の居住地は,西村及び東村に大きく二分され,それぞれ西の四足門(しそくもん)及び東の四足門で集落の境界を表しています。また,湖から集落背後の山林にかけて連続する地形の中で明確な集落構造が認められます。


特にハマと呼ぶ湖岸の空間は,平地が狭小な菅浦において極めて有用であり,生産の場・作業場・湖上と陸上との結節点といった多様な用途が重層しているのです。


このように,菅浦の湖岸集落景観は,奥琵琶湖の急峻な地形における生活・生業によって形成された独特の集落構造を示す景観地であります。


中世の「惣」に遡る強固な共同体によって維持されてきた文化的景観で,『菅浦文書』等により集落構造及び共同体の在り方を歴史的に示すことができる希有な事例といえます。

(詳細は本文にて・・・)


白洲正子氏の面影を訪ねて・・・

ZIPANG-3 TOKIO 2020「【日本遺産】湖北・菅浦の湖岸集落」
https://tokyo2020-3.themedia.jp/posts/6097082


油日神社 拝殿 〔国指定重要文化財 〕 天正年間上棟


「甲賀の総社」油日神社

由来

油日神社は、南鈴鹿の霊峰油日岳の麓に鎮座し、明治時代までは「油日大明神」と称しました。


油日岳山頂に祀られた岳神社


『 日本三代実録( にほんさんだいじつろく) 』によれば、平安時代の 元慶( がんぎょう)元年(877)に「油日神」が従五位下を授かっており、これ以前から存在することがわかる古社です。古くは油日岳を神体山としたとされ、山頂には今も岳神社がまつられます。


白洲正子の著書『かくれ里』に登場する福太夫の面

甲賀歴史民俗資料館(油日神社に隣接)

甲賀歴史民俗資料館 概要


甲賀歴史民俗資料館(油日神社に隣接) ※ご見学ご希望の方は必ず事前にご連絡願います。場 所:甲賀市甲賀町油日(油日神社内) 入館料:大人:200円、学生:150円、小人:100円 


甲賀町には23件の国指定有形文化財があり、県内4番目を誇っています。  文化財の他にも資料は多く存在し、これらを保存・展示しているのが歴史民俗資料館です。館内には往昔に稲講会で使用された福太夫の面、ずずい子、古文書や生活用具、忍者の里らしい甲冑類など数多く並び、歴史愛好家でなくとも関心を引きます。 ※ご見学ご希望の方は必ず事前にご連絡願います。 (詳細は本文にて・・・)


白洲正子氏の面影を訪ねて・・・

ZIPANG TOKIO 2020「甲賀忍者 軍神として崇められた聖徳太子への甲賀武士の信仰を伝える日本遺産『甲賀の総社』油日神社」
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/posts/2325031


ファームマチダ東京 畑

~地域活動、映画・映像制作、農業など若い世代の人材が活躍中~

町田市は、2022年度の総務省発表統計※1において、転入超過数が全国1719市町村中の15番目、また、年齢区分別の転入超過数では年少人口(0~14歳)で政令市以外にて全国1位※2となりました。(詳細は本文にて・・・)

※1 出典:総務省統計局「住民基本台帳人口移動報告 2022年(令和4年)結果」

※2 政令市を含めると全国2位(1位は、さいたま市)


ZIPANG-7 TOKIO 2020 町田市は都心のベッドタウンから 自ら生産する“選ばれる郊外”に!転入超過数全国15位、 子どもの転入超過数は政令市以外では全国1位!
https://tokyo2020-7.themedia.jp/posts/42113021



※現在、2000件余の記事掲載、下記のサイトからご覧ください。


新サイトの記事をご覧いただけます。

ZIPANG-7 TOKIO 2020 (VOL-7)
https://tokyo2020-7.themedia.jp/


最新の記事をご覧いただけます。

ZIPANG-6 TOKIO 2020 (VOL-6)
https://tokyo2020-6.themedia.jp/


最近の記事をご覧いただけます。

ZIPANG-5 TOKIO 2020 (VOL-5)
https://tokyo2020-5.themedia.jp/


250件ほどの記事をご覧いただけます。

ZIPANG-4 TOKIO 2020 (VOL-4)
https://tokyo2020-4.themedia.jp/


235件ほどの掲載記事をご覧いただけます。

ZIPANG-3 TOKIO 2020 (VOL-3)
https://tokyo2020-3.themedia.jp/


200件ほどの掲載記事をご覧いただけます。

ZIPANG-2 TOKIO 2020(VOL-2)
https://tokyo2020-2.themedia.jp/


615件ほどの掲載記事をご覧いただけます。

ZIPANG TOKIO 2020 (VOL-1)
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/


ZIPANG-7 TOKIO 2020

これまでの、日本の精神文化と国土の美しさについて再発見に加えて その1. 全世界との情報の共有化 その2. 偏り、格差のないローカリティの尊重! その3. 美しきものへの学び、尊敬、関心を高める教育と推進

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