ZIPANG-7 TOKIO 2020 デザイン・色彩実践講座 四国 8−3「英雄とは自然を人を愛する人のこと」 ・・・  【寄稿文】一舟・光秀


牧野富太郎と四国の魅力へのオマージュ



ところで四国土佐の高知が見え始め、龍馬空港に近づいた時、この青い海は太平洋のフィリピン海であることを知った。

 

その南国土佐の豊富な植物に目覚め、小学校卒の植物界の英雄は育った。もう一人260年の平和の時から、西欧物質文明に変わる時に目覚め早逝した龍馬のことも合わせて浮かんだ。



牧野富太郎は朝ドラと全くよく似た容姿の、ひょうきんで明るく一途な人であったようだ。その育った四国の片鱗を提示します。



いかにも広大で繊細な心使いの手入れが行き届いた牧野植物園は、植物の名前一つもさることながら、大きな山全体を生かした景観と自然でモダンな施設と、展示デザインにも感銘である。



植生が混在しながらも実に自然であり、施設とも調和している。植物の名称も小さいながら読み取れるよう工夫がしてある。



別種が共生する豊かさと、花も少ないがよくコントロールされていると思う。



いくつかある施設も環境に調和して爽やかである。


牧野富太郎の故郷佐川は酒蔵、工場、民家なども上手く保たれ、土佐独特の漆喰と水切り瓦は機能美を表している。



町屋の外構も室内も商品も実に魅力的である。



これほど見事な複雑かつシンプルな白黒グレーのデザイン構成は、何故現代デザインには出来ないのか。



また室内空間もいかにもシスティマティックで、エコロジカルで自由に用途と四季の空間変化とあかりの演出も出来る、機能的で哲学的な住まい環境を、日本人は8百年前に完成した。


今後も植物製の建築空間デザインは、伝統と未来環境の双方の思想が全て詰まった幸せの演出環境であると思う。環境が人を育てる手本である。



四国には魅力が一杯である。その一つに街の中心にある城が大きな役割を果たしている。丸亀城もその一つであり、取り巻く環境が良い。



そして駅前にモダンな美術館があるなど都市造りの構想が伝統と未来を考えてある。美術館のカフェもモダンで美味しい。丸亀市猪熊弦一郎現代美術館。



四国丸亀城の夜景

四国には城を真ん中に据えた幸せな都市環境が多くある。伝統と未来は幸せと平和の基本である。四国丸亀城の夜景は市民の心の拠り所である。 



四国も神の国。 ところてんの元祖の神に出会った。さすがにおいしく体にもよかったが、この弥生の神の髪はユダヤの民の鬟スタイルであった。坂出市



それは神がかった雰囲気の中にあった。




続く・・・



寄稿文 一舟・光秀(林 英光)


環境ディレクター
愛知県立芸術大学名誉教授
東京藝術大学卒業


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発行元責任者 鎹八咫烏(ZIPANG TOKIO 2020 編集局)



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南方熊楠(1867~1941)は、自然史や民俗学など幅広い分野で資料を収集した人物で、日本における環境保護運動のきっかけをつくり、「エコロジー」という言葉を広めた人物としても知られています。

熊楠は海外渡航から帰国した1901年以降、多数のきのこ標本を採集し、その標本で数千点の「南方熊楠菌類彩色図譜(以下菌類図譜)」を作成しました。

菌類図譜は、熊楠の半生における行動や指向を知る上で貴重な資料であり、日記や他の資料と相互参照・利用するためにも国立科学博物館においてデジタルアーカイブ化が進められています。

この電子展示では、多数ある菌類図譜の中から代表的なものを紹介し、熊楠が試みたきのこの多様性の理解を紹介します。

(詳細は本文にて・・・)


1888 (明治21)年 21歳 11月 農学校を退学、アナーバーに移り、植物の調査と観察に励む。


南方熊楠叢説第一(アメリカ時代ノート1)


国立科学博物館


ZIPANG-5 TOKIO 2020「南方熊楠 菌類図譜 ~その整然と混沌~」電子展示【国立科学博物舘】
https://tokyo2020-5.themedia.jp/posts/19728776



長崎くんち 唐人船(大黒町)


長崎くんちとは

「長崎くんち」は長崎の氏神「諏訪神社」の秋季大祭で、毎年10月7日から3日間、長崎の町を挙げて催されます。奉納踊を披露する当番の町は毎年異なり、7年で一巡します。今年は7つの町が出演し、優美さと躍動感あふれる演し物の数々が披露されます。

(詳細は本文にて・・・)


長崎くんち 阿蘭陀船(出島町)


長崎 風頭公園 坂本龍馬之像 


ZIPANG-2 TOKIO 2020~龍馬、西郷どんもきっと観た~「380年の歴史 異国情緒豊かな~長崎くんち~開幕迫る!」
https://tokyo2020-2.themedia.jp/posts/4958379



桂浜
浦戸湾口、龍頭岬と龍王岬の間に弓状に広がる海岸。月の名所として有名。

高知県を代表する景勝地の一つ。浦戸湾口、龍頭[りゅうず]岬と龍王岬の間に弓状に広がる海岸で、背後に茂り合う松の緑と、海浜の五色の小砂利、紺碧の海が箱庭のように調和する見事な景勝地。

古来より月の名所として知られ、“月の名所は桂浜・・・”と「よさこい節」にも唄われています。東端の龍頭岬では、幕末の志士坂本龍馬の銅像が太平洋を見下ろしていて、海浜一帯は「桂浜公園」となっており、水族館や、山手には「坂本龍馬記念館」もあります。

(詳細は本文にて・・・)


高知県立坂本龍馬記念館にて開催中!


桂浜のシンボルともいえる「坂本龍馬像」は高知の青年たちが力を尽くした募金活動が基となって、昭和3年に建立されました。龍馬像建立にまつわる物語を、陸援隊副隊長の田中光顕はじめ4人の人物の逸話を中心に紹介します。


ZIPANG-3 TOKIO 2020 「 日本遺産サミットin 高知 」全国から83の日本遺産が大集合!
https://tokyo2020-3.themedia.jp/posts/6954047



日本橋室町 水戯庵 茶室


料理やお酒の提供に江戸、明治、大正時代の器や酒器が使われるなど、水戯庵のふとした体験のそばに伝統文化がひそんでいます。

なお、「水戯庵」では普段はテーブル席には使わない、膳を多々使用していますが、これは現代の生活様式が西洋化し、使い道が無くなってしまった美しい膳を今の時代に汎用するためです。

これらの膳や器の多くは、長崎で350年以上の歴史を誇り伊藤博文や坂本龍馬、後藤象二郎、岩崎弥太郎、グラバーなどが通い詰めていた名店「富貴楼(ふうきろう)」が2017年に幕を閉じた際に譲り受けたものです。


日本橋室町 水戯庵 ~日本の季節で文化を遊ぶ~


ZIPANG-6 TOKIO 2020 日本橋室町〜日本の季節で文化(食・茶・酒・ライブ・空間)を遊ぶ〜
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ZIPANG-7 TOKIO 2020

これまでの、日本の精神文化と国土の美しさについて再発見に加えて その1. 全世界との情報の共有化 その2. 偏り、格差のないローカリティの尊重! その3. 美しきものへの学び、尊敬、関心を高める教育と推進

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