ZIPANG-7 TOKIO 2020平安時代の「短歌による人と人との出会い」を令和でも 『ヒュー!日向 マッチング短歌2023』開始+日向市の建築!

五七五七七に表れるその人らしさをヒントに、”こころ”で出会うマッチングサービス。10名様を日向市にご招待!今年は日向市民50名ともマッチング!“ひょっとこ踊り”など『日向スペシャル体験』プレゼント!



国民的歌人・若山牧水の生まれ故郷である宮崎県日向市は、日本ならではの文化である“短歌”と日向の魅力を広い世代に伝える「ヒュー!日向 ヒュー!短歌」プロモーションを行っています。


短歌(和歌)が古来「出会いの手段」であったことに着目し、恋人・友達・パートナーと出会う短歌のマッチングサービス『ヒュー!日向 マッチング短歌2023』をリリースし、2023年11月17日(金)から12月17日(日)まで期間限定で短歌を募集します。


さまざまな出会いの手段がある現代だからこそ、五七五七七という制約の中で感情や情景を表現する短歌に表れる“その人らしさ”をヒントにした、こころでの出会いをお楽しみいただけます。本企画は、今回で第二回となります。昨年11月に実施した第一回開催時は、合計3689首の短歌投稿により、1814ペアがマッチングしました。



■概要

 日向市は、戦前に活躍した国民的歌人・若山牧水が生まれ育った地であり、「牧水・短歌甲子園」を毎年開催するなど、若者たちにも「短歌」の文化が受け継がれている街です。海、山、川といった豊かな大自然に恵まれ、思わずヒュー!と一首詠みたくなるような景色や体験にあふれた場所でもあります。


昨年度のご好評を受け、本年度も短歌をテーマとした観光来訪キャンペーンとして『ヒュー!日向 マッチング短歌2023』をリリースいたします。特設サイトで、性別・年齢・未既婚など問わず、恋人・友達・パートナーとのマッチングを希望する方から短歌を募集。


掲載された短歌に対して、返事である「返歌」が詠まれるとマッチング成立。マッチした方の中から10名様を、2月10日(土)〜11日(日)に日向市にて開催する『マッチング短歌 交流会』にご招待。その場で初めてご対面となります。


本年度は日向市民・総勢50名も参加します。日向市民による短歌は数日おきに順次公開され、まだ見ぬマッチングしたお相手とともに日向で楽しみたい個性豊かな『日向スペシャル体験』を考案いただきました。この一部を『日向スペシャル体験ツアー』として『マッチング短歌 交流会』にご参加いただく方を対象にご体験いただきます。

※市民の参加者数は11月17日時点でのものであり、今後さらに増える可能性がございます。


■人気歌人・枡野浩一さん・天野慶さんがアドバイザリーに!


昨年度に引き続き、短歌ブームを牽引する人気歌人・枡野浩一さん、天野慶さんにアドバイザリーを務めていただきました。枡野さんは、短歌マッチングイベントを企画・実施されています。


天野さんは、『ちはやふる』(末次由紀/講談社)93首目・95首目に短歌を提供するなど、メディアを問わず活躍されています。


枡野さんと天野さんに「ベストカップル賞」を選定いただき、2月10日(土)〜11日(日)の『マッチング短歌 交流会』『日向スペシャル体験ツアー』にゲストとして参加いただく予定です。


▼『ヒュー!日向 マッチング短歌2023』概要』サービス概要


【応募期間】2023年11月17日(金)〜12月17日(日)23:59

【マッチングの方法】

本サービスは「短歌を詠む」「気になった歌に返歌を贈る」により、どなたでもご参加いただけます。



①短歌を詠んで出会う

 マッチングサイトで短歌を入力すると、本サイト上にて無記名で表示されます。またX(旧:Twitter)にも「#マッチング短歌」とともに投稿されます。期間中に他の方から返歌が贈られるとマッチ成立となります。ご自身の日常の中で感じること、思い出など、あらゆることに想いを馳せながら、ご自身の思うがままに短歌をお詠みください。


②返歌を詠んで出会う

 マッチングサイト上に掲載される短歌に対して返歌を投稿いただくと、サイトでも無記名で表示されマッチ成立となります。またX(旧:Twitter)に「#マッチング返歌」とともに投稿されます。共感できる歌、言葉選びが素敵な歌など、ご自身の感性に合う、気になる短歌を見つけていただき、詠んだ方に心を寄せながら返歌をお贈りください。


【当選者・賞品】

マッチした方から10名様を日向市にご招待

 枡野さん・天野さんが選ぶ「ベストカップル賞」や、返歌が最も多かった「モテ賞」に選ばれた方のうち、2月10日(土)『マッチング短歌 交流会』および2月11日(日)『日向スペシャル体験ツアー』にご参加いただける方に、日向市での宿泊券1日分と往復航空券をプレゼントいたします。



▼『マッチング短歌 交流会』概要


『ヒュー!日向 マッチング短歌2023』でマッチした方々の中から10名様を2024年2月10日(土)に日向市で開催する『マッチング短歌 交流会』および2月11日(日)『日向スペシャル体験ツアー』にご招待します。


匿名でマッチする皆様にとっての初めてのご対面の場となります。交流会では、日向市についての短歌を詠んでいただいたり、日向市の特産物を召し上がっていただいたり、ゲストと短歌を語るなどで、おもてなしいたします。



【ゲスト(予定)】

歌人・枡野浩一さん、天野慶さん

※不参加・もしくはオンライン参加になる可能性がございます。

【開催日(予定)】

2024年2月10日(土)〜2月11日(日)

【開催場所】

若山牧水記念文学館(宮崎県日向市東郷町坪谷1271番地)他、日向市内の各地


▼市民考案!日向市だけで味わえる『日向スペシャル体験ツアー』について


本施策に参加する総勢50名の日向市民が、日向市の魅力を伝える個性豊かな『日向スペシャル体験』を考案。『マッチング短歌 交流会』にご参加いただく方を対象に、一部を『日向スペシャル体験ツアー』としてご体験いただきます。詳細は特設サイトにてご確認ください。

※内容は一部変更・中止となる可能性がございます。


てんてこてん♪日向の「ひょっとこ踊り」をご披露!




ピチピチのお魚に会いに行こう細島港で定置網体験!




魅力あふれるスナックいっぱい!ほっとするスナック体験




絶品!馬ヶ背茶屋で食べる「へべすソフトクリーム」




青空グランピング&美々津町並保存地区ゆったりウォーキング




おまつり気分!細島太鼓台をいっしょに担いでみよう!



▼『マッチング短歌』アドバイザリーについて


枡野浩一(ますの・こういち)さん


1968年東京うまれ。歌人。1997年『てのりくじら』『ドレミふぁんくしょんドロップ』を2冊同時発売して歌人デビュー。代表作は複数の高校国語教科書に掲載された。短歌青春小説『ショートソング』は約10万部のヒットとなり、漫画化もされ、若い世代の短歌ブームを牽引。デビュー25周年の2022年『毎日のように手紙は来るけれどあなた以外の人からである 枡野浩一全短歌集』刊行。「フリースタイル」「NHK短歌」「共同通信」にてコラムを連載中。近刊はpha・佐藤文香との共著アンソロジー『おやすみ短歌 三人がえらんで書いた安眠へさそってくれる百人一首』。


【コメント】短歌でマッチング、というアイデアを思いついたのはずいぶん前のことですが、それを話しても笑われるばかりで、だれも本気にしてくれませんでした。マッチングに興味がある層は短歌に興味がなく、短歌に興味がある層はたとえマッチングに興味があってもそれを明らかにしない、みたいなことだったのかもしれません。空前の短歌ブームと言われている今。この短歌マッチング企画が好評で今年も開催されるとのこと、とてもうれしいニュースです。去年は日向には直接うかがえず、オンラインのみの参加となりましたが、今年はどうにか一日くらいでもいいから日向の空気を吸えたらいいなと思っております。


天野慶(あまの・けい)さん


歌人。「ラジオ深夜便」出演や「NHK短歌」テキスト連載、小中学生向けワークショップの他、『ちはやふる』(末次由紀/講談社)93首目・95首目に短歌を提供するなど、様々なメディアで短歌の魅力を伝えている。近刊に『見て楽しむことば図鑑』(共著・みっけ/幻冬舎)


【コメント】「ヒュー!日向 マッチング短歌」、2回目の開催です!!

性別も年齢もわからない。提示された情報は31音の短歌だけ。

そんなドキドキの第1回は、素敵なマッチング続出で、日向でのイベントも大盛り上がりでした。

平安じゃなく、令和の時代でも。

短歌だけでも、人と人は繋がれる。

今回はさらにパワーアップした企画で、日向のみなさんも短歌を詠んでくださいました!

どんな素敵な短歌に出逢えるか、日向の魅力に出逢えるか、とても楽しみです。

まだ見ぬ誰かと、短歌で仲良くなりましょう。

私も日向でお待ちしています!!


▼昨年度のイベント参加者のコメント

昨年度『マッチング短歌 交流会』に参加いただいた方からのコメント・参加した感想(抜粋)をご紹介します。

入賞のご連絡をいただいたときはとても驚きましたが、参加してよかったです。
空港のドキドキからはじまり、だれとマッチングしたか分からないバスの車内。お互いの名前も分からないような状態で食べる昼食は新鮮でした。笑 マッチングも1組ずつ発表されていき、自分が呼ばれたときには嬉しいやら恥ずかしいやらで緊張しまくりでした。その後の立食での短歌の振り返り含めてとても楽しかったです。

このイベントまで、宮崎のことも日向のことも訪れたことがなかったんですが、職員の皆さんや街の方々のおかげで、町を知れて、とても親近感が湧きましたし、好きになりました。観光、食事等も含めてとても素敵でした。

選者の天野慶さんと受賞者とで日向市を巡れたこと、ときどき思い出して楽しい気持ちになっています。風景も食べ物も市の人々のおもてなしも、なにもかも魅力的でした。自分の短歌同人誌(日向市の連作あり)にゲストとして参加してもらうなど交友が続いている人もいます。ありがたい限り。ちなみにふるさと納税は日向市にしました。第2回の開催、めちゃくちゃ嬉しいです。

短歌を嗜む方々と実際に会うのは初めてだったのですが、日向の観光をしながらリラックスして楽しく過ごすことができました。返歌を送った相手と実際に話すことができたのは、今でも思い返すと温かい気持ちになる素敵な思い出です。ぜひ今年も応募させて頂きたいと思います。


▼日向市について


日向市は、宮崎県の北部に位置し、温暖な気候と美しい山々によって育まれた「森林文化」と、「日向灘」の恵みを被った「黒潮文化」が溶け合う魅力的なまちです。


日向市 お倉ヶ浜(サーフポイント)

日豊海岸国定公園の南端に位置する海岸線は、変化にとんだリアス式の海と白砂青松の美しい砂浜が続き、なかでも、「日本の渚100選」にも選ばれた「お倉ヶ浜」は、温暖で上質かつ安定した波が年間を通して楽しめることから、全国各地から多くのサーファーが訪れ、毎年のようにプロ・アマのサーフィン大会が開催されています。

【日向市長 十屋幸平よりコメント】



昨年度の「ヒュー!日向 マッチング短歌」には、予想をはるかに超えた投稿をいただき、大変盛り上がりました。その後、全国より「とてもユニークな企画だった」「ぜひ来年度も実施してほしい」などという好意的な声が多数寄せられたことから、今年度はより一層進化させ、気軽に短歌を詠んでいただきながら日向市民とのマッチングも楽しめる企画としております。

私も一首、日向の情景を詠んでみました。

『ぼくの想い 届いてほしいと 願いつつ 短歌を詠う クルスの海で』

ぜひ、今回もたくさんの参加をお待ちするとともに、「短歌のまち日向」にもお越しいただけると幸いです。


補足 ~日向市の建築~


JR日向市駅

現在の駅舎は内藤廣氏の設計により2006年に開業しました。


日向市駅 外観


~人に優しいデザイン~ 日向市駅プラットホーム


耳川流域の宮崎県産スギ材をふんだんに活用し、利用者には木の香りが溢れていると好評。

独特の建築様式を取り入れたデザインが世界で高い評価を受け、鉄道に関する国際デザインコンペティション「ブルネルアワード2008」では駅舎としては日本初の快挙となる最優秀賞を受賞しました。

このほか、平成26年度都市景観大賞「都市空間部門」、土木学会デザイン賞2014「最優秀賞」を受賞しています。


日向市庁舎



庁舎の規模と構造等:延床面積12,000㎡程度(地上6階建程度)


日向市庁舎 外観:南東面


日向市庁舎 外観:南面


日向市庁舎 1階:ロビー


日向市庁舎 1階:ロビー


日向市庁舎 会議場


日向市庁舎 ホール


日向市庁舎 相談コーナー



国の基準に基づき算出した面積(11,082 ㎡)に、防災、協働機能を考慮し、新庁舎の延べ床面積は12,000 ㎡程度です。なお、駐車場や緑地を出来るだけ広く確保するため、新庁舎については、地上6階建。また、新庁舎の構造については、南海トラフ巨大地震を想定した強固な造りになっています。


日向市内の伝統的町並み


宮崎 神武天皇お船出の地、日向市美々津には、旧い町並みが残されています。商家の土間。そよ風と共に潮の香りがする



鎹八咫烏 記

伊勢「斎宮」明和町観光大使

石川県 いしかわ観光特使


協力(敬称略)

紅山子(こうざんし)


※画像並びに図表等は著作権の問題から、ダウンロード等は必ず許可を必要と致します。



アーカイブ リンク記事をご覧ください。


宮崎県高千穂町の国見ヶ丘から。秋の冷え込んだ朝には、条件が合えばまさに神がかったような夜明けの光景に出会えます。


天岩戸神社について

古事記(こじき)、日本書紀(にほんしょき)等に皇祖天照皇大神(あまてらすすめおおみかみ)は御弟素盞鳴尊(すさのおのみこと)を御避け遊ばして暫く天岩戸(あまのいわと)へ御籠り遊ばされた事を記して居ますが、天岩戸神社は其の霊蹟天岩戸(あまのいわと)を斎ひ奉る神社です。

境内社殿の背後断崖の中腹に御窟あり天照皇大神(あまてらすすめおおみかみ)籠らせ給ひし処と伝へ、古より其の御神域を御神体としてお祭り致して居ります。

社殿は東本宮(ひがしほんぐう)と天岩戸(あまのいわと)直拝の西本宮(にしほんぐう)と岩戸川(いわとがわ)の渓谷を挟み相対して御鎮座ましますが東本宮(ひがしほんぐう)関係の昌泰(しょうたい)年間の記録に天照皇大神(あまてらすすめおおみかみ)、天岩戸(あまのいわと)より御出ましの節、思兼神(おもいかねのかみ)其の御手を取りて東本宮(ひがしほんぐう)の土地に御造営の御社殿へ御鎮りを願ったと記してあります。

弘仁壬辰三歳中秋には三田井(みたい)候の遠祖、大神大太惟基(おおかみたゆうこれもと)公霊夢に恐惶して頽廃せる社殿を再興し深く其神明を崇敬したと申します。



※日向三代とは 高天原から降臨されたニニギノミコト(※1)からホオリノミコト(※2)ウガヤフキアエズノミコト(※3)までを日向三代と呼びます。日向神話の主役となる神々です。 ※【 】は物語の中の略称です。

皇室の崇敬も厚く秩父宮殿下、秩父宮妃殿下、高松宮殿下、三笠宮殿下、朝香宮殿下、常陸宮(義宮)殿下を始め皇族、侍従の代参等、度々の御参拝がありました。

(詳細は本文にて・・・)


ZIPANG TOKIO 2020「日本発祥にまつわる日向神話の源、高千穂の天岩戸神社」
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/posts/1591496



江田神社

イザナキ、イザナミを祀るこの神社は、パワースポットとして有名。境内にある御神木のオガタマノキとクスノキも必見。隣接する市民の森公園では、ツバキやウメ、ハナショウブ、アジサイなど季節ごとに花が楽しめる。参拝後はゆっくり付近の散策をしながら、みそぎ池に行ってみては?


西ノ正倉院

門外不出の奈良の正倉院の原図を元に忠実に再現。百済王族の遺品と伝わる神門神社の宝物を展示し、中でも神門神社で発見された1003本の鉾が整然と並ぶ様は圧巻。最古の鉾には長禄3年(1457)とある。


古事記の「記」、日本書紀の「紀」を合わせて 「記紀(キキ)」と呼びます。

記紀は約1300年前の奈良時代に神武天皇の命令で作成され、日本書紀より8年早く完成した古事記は、現存する日本最古の歴史書とされます。

宮崎県に根付く神話の物語に基づき、この「記紀」の物語と共に宮崎県内を巡る旅を「キキタビ」と名付けています。

宮崎県には神話の世界を感じることが出来る「記紀」ゆかりの壮大な自然や神社、史跡が数多くあり、「キキタビ」は神話のふるさと宮崎の魅力を存分に味わうことの出来る旅です。


ZIPANG-6 TOKIO 2020 古来より大切に継承されてきた伝統文化を感じる「神もうで」の旅 宮崎に眠る神話の世界感を体験!『キキタビ2022』
https://tokyo2020-6.themedia.jp/posts/37703868/



かるたの聖地「近江神宮」憧れの朱の楼門


滋賀県西部の大津市中心部にほど近い、琵琶湖西岸の山裾にあります。旧官幣大社・勅祭社で、社殿は近江造り・昭和造りといわれ、近代神社建築の代表として登録文化財となっています。

開運へのみちびきの神、産業文化学問の神として崇敬が深く、また漏刻(水時計)・百人一首かるた・流鏑馬(やぶさめ)で知られ、境内に時計館宝物館があり、漏刻・日時計なども設けられています。また、神前結婚式のほか、初宮詣(お宮参り)・七五三・車のおはらいや各種祈願なども申し受けておられます。

御祭神・御神徳

御祭神  天智天皇(てんじてんのう)またの御名 天命開別大神                  (あめみことひらかすわけのおおかみ)

御神徳  時の祖神 開運・導きの大神 文化・学芸・産業の守護神


昭和50年5月26日午前10時、昭和天皇は近江神宮に行幸されました。


比良の山比叡の峯のみえてゐて琵琶の湖暮れゆかむとす


と詠まれました

その後、昭和54年、当時の皇太子・同妃両殿下にご参拝いただきましたが、平成の御代に入り、今上天皇・皇后両陛下におかれましては、平成2年11月7日近江神宮御鎮座50年祭にあたり、御製・御歌をたまわりました。その後、平成6年10月28日、今上天皇・皇后両陛下の御親拝を拝するところとなりました。

近江神宮50年祭にあたり




天皇陛下御製

日の本の国の基を築かれしすめらみことの古思ふ

皇后陛下御歌

学ぶみち都に鄙に開かれし帝にましぬ深くしのばゆ


なお、昭和13年、近江神宮奉賛会設立に際しては、その総裁として高松宮宣仁親王殿下にご就任いただきました。(会長は近衛文麿公)高松宮殿下には、御造営工事中にもご視察いただいて御令旨を賜り、御鎮座ののちはたびたびご参拝、特に戦後、外苑敷地に県・市により競輪場が建設されたのは、終戦後の多難な状況にあった近江神宮への経済的援助の資とするためもあってのことでした。殿下は高松宮杯競輪に当っては毎年ご来臨になられ、その際はかならず近江神宮に参拝になる習いでした。 


ZIPANG TOKIO 2020「天智天皇から始まる小倉百人一首、そこは かるたの聖地『 近江神宮 』 憧れの朱の楼門(前編)」
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/posts/2384663



近江神宮


天智天皇と大津京 史跡と伝承

近江大津宮概説

天智天皇は、その6年(667)、斉明天皇の御時より都を置かれていた飛鳥岡本宮より近江大津宮に都を移された。

それまでの多くの都が置かれた飛鳥近辺から離れたこの地であるが、大化の改新の理想に基づいた政治改革を行うために人心の一新を図るとともに、同盟国であった百済への援軍を出して唐・新羅連合軍と戦った、4年前の白村江での敗戦後、深刻化した本土侵攻の危機に備え、国土防衛のための態勢を整えるなかで、その根幹として天然の要害であるとともに交通の要衝でもある大津に遷都したものと考えられている。

5年後に起った壬申の乱の敗戦によりわずか5年半の都に終るが、この短い期間に大津宮において画期的な新政治を推進されることになり、ひいては近江国・滋賀県の発展の基ともなった。更にそのあとを受けた天武天皇は、壬申の乱で対峙したにもかかわらず、多く天智天皇の施策を受け継いでさらに発展させられたことにより、天智朝の意義もより大きなものとなったといえる。


近江神宮 流鏑馬(やぶさめ)


ZIPANG TOKIO 2020「古都大津京を開かれた 第38代天智天皇をまつる神社『近江神宮』(後編)」
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/posts/2394811



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ZIPANG-3 TOKIO 2020 (VOL-3)
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ZIPANG TOKIO 2020 (VOL-1)
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ZIPANG-7 TOKIO 2020

これまでの、日本の精神文化と国土の美しさについて再発見に加えて その1. 全世界との情報の共有化 その2. 偏り、格差のないローカリティの尊重! その3. 美しきものへの学び、尊敬、関心を高める教育と推進

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